星バウ『Young Bloods!!』、日帰りで午前午後2公演見てきました。

……どうして一泊二日4公演の日程組まなかったんだ自分。
と、後悔するくらい楽しかったです。
ワークショップと言うより、柚希礼音の魅力全開オンステージ。踊れるってすごい。勿論、踊れるってだけじゃないし。
そして押しも押されぬ二番手あかし、華美ゆうか音花ゆりの実力派娘役をはじめとしてみんなみんな大活躍。
面白かったー。

と言う訳で、詳細は後日追記予定。
あ、客席降りが芝居もショーもあって割と後ろの方まで行くので通路側はおいしいですが、段上がりどセンターもれおんやあかしの投げキスだのウインクだの直撃でおいしいです(笑)。


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上で「ワークショップじゃない」と言うように書いていますが、改めて考えてみると、この公演は逆に正しくワークショップであったかもしれません。
ワークショップと言う言葉の定義は良くわからないのですが(普通に国語辞典を引いた範囲ではしっくりこない)、何らかの「お勉強」的な要素がある、という理解は間違っていないのではないかと。
今回の星Young Bloods、実際に公演を観てまた『歌劇』で演出の藤井氏と主演の礼音くんのインタビューを読むと、その「お勉強」が何かと言う意図ははっきりしている。
第1部では、柚希礼音のダンサーと言う資質を活かして様々な娘役との共演をさせる、そして今まで認められている陽の魅力だけでなく翳りの部分を出してみる。第2部では、技術も舞台人としてのアピールもある程度できているという認識の上に、アダルトでセクシーな大人の男に挑戦させる。全体を通じて男役としてステップアップを図る。そして下級生も同時に普段はもらえない出番を得て修行を積む。
目的を定め、そのための適切な課題をみんなで協力してクリアする。まさにワークショップ。
で、主演の礼音くんの実力もあり、結果として金を取れるものにも仕上がったと。

能書きはほどほどにして、感想行きます。例によってネタばれとか気にしませんので、ご了承を。

【第1幕−彷徨の星くず−】

1幕終わったとたんに知人に「まともだ…!」と速報した私。いや『Young Bloods!!』の初期値が『青春花模様』だからさ。

芝居も「まとも」ではありますが、決して「よく出来ている」訳でも「深い」訳でもないし。5/20の午後一緒に観たジュンタさんの「どうということのない話」「高校の文化祭で演劇部がやってそう」というのが適切な評価かも。(同様に言うなら『青春花模様』は「文化祭でどっかのクラスがやってそう」でしたが)
「どうということのない話」。でも、ある種典型的なヒーローの話。主人公の意志が物語を動かし、登場人物はみんな主人公に惹かれ、彼を助け、導き、彼の周りに集まる。
そしてその「どうということのない話」に生命を吹き込んだのは、ほかならぬ礼音くんの力だと思う。技術や、人に訴える力や、センターに立つオーラのようなもの。

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……実はこの後にシーンを追って書いていた分のテキストをうっかり消してしまいました。約2時間分(呆然)。
と言う訳でとりあえず本日はここまで。(続く……のか?)

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