4/22,23、ドラマシティとバウ行って来ました。『Across』3公演、星エンカレ1公演。
ついでに緑野さんを無理矢理つき合わせて、『Across』カラオケしてきました。Act1の歌を公演で使われている順に入れてったんですが、最近の歌ほど歌えないという事実にお互い半笑い。特に「FOREVER MINE」は不可能(映画『東京タワー』の歌ってことは、すごく最近ですよね?)。

と言う訳で、まずは『Across』の話。公演ネタ報告など。

4/22(土)12:00公演。
ハンカチはペパーミントグリーン。

撮影機器が入ってました。が、本番は夜の部だったようです。
慣れてきたせいか逆に、終幕のご挨拶で何故かうめちゃんが普通にお辞儀をしかけて慌てて腰を落とす娘役お辞儀に切り替えてたり、あかしが客席に愛想を振りまくのに夢中になって他のみんながバンドに挨拶に行くのに置いてかれたり、小ネタは色々ありました(笑)。

最後、ご挨拶でワタさん「男に女に大活躍の二人から一言ずつ」といきなり。めっちゃ素で驚くゆかり、「何言えばいいんですか」と焦って小声で聞いて、ワタさんに「ダンスリサイタルの感想とか」と、なんでもいいよーと言う感じで軽く返される。その様子を眺めつつ、どっちが先?と言う雰囲気に、お前が先だと身振りで有無を言わせぬみらん。
結局ゆかり君は「リサイタルばんざーい!」と叫んで両手を挙げました。万歳と言うか、お手上げ状態? いや美人は何やっても許す(笑)。
一方みらん君は「わたるさんに選ばれるように千秋楽まで頑張ります」とふつーにちゃんとしたお答え。いやあいいなあ同期の自爆ぶりを気にしないそのしれっとした感じ(笑)。
予告してなかった、どころか、こういうネタ振りは初めてだったのかなあ。でなきゃもう少し心の準備ができてるだろうに。
とにかく、楽しゅうございました。

客席にどなたか来ていたらしく(OGさん?)ワタさんが「ご結婚おめでとうございます」と声をかけてましたが、認識できず。
(ちなみに前回見た4/19夜はすっしーさんが来ていて、スエニョパティで「すっしー(どうやるか)わかった?」と言われてました)

4/22(土)16:00公演。
ハンカチはオレンジ。

収録の回。客席に未沙のえるさん。スエニョパティで「メルシー伯爵」と呼びかけられてました(笑)。
ところでワタさんがしきりと「本日はビデオ収録」「この映像がビデオに」と言ってましたが、この公演DVDしか出ないんじゃ?(笑・揚げ足取り失礼)(ちなみに7/20発売)
とにかくそういう訳で、最後のご挨拶でワタさんが「小さい子から一人ずつカメラに向かってアピールして」。小さい子?
……と思ったらトップバッターはともみんでした(学年順だから)。詳細はDVDに収録されるのを楽しみにするとして、個人的ツボはともみんの次に、挙動不審直立不動で「ど、ドイちゃんです」と言うのがやっとだったドイちゃん。準備してこなかったのか? かわいーなあ(笑)。そして二人済んだ後なのに「カメラあっちですか?」とわざわざ確認する一輝慎もツボ。やっぱりあの子面白い。
ゆかりはめっちゃクールに「ゆかりです」と投げキスしてましたが、昼の様子を知っている出演者(と客)の必要以上に感心した様子、その上にワタさんに「やるねえ」と言われてテレが。が、がんばれ(笑)。
エンディまで終って、ワタさん「あー面白かった」で幕。え?
と言う訳で、もう1回幕が開いて「えー、私がまだやってないといわれたので」。そこは慣れたもので、くるっと回ってキメるは投げキスするは、やりたい放題?やってました。挙句「皆さんも自分の名前で踊ってみてください」って、あのー(笑)。

4/23(日)16:00公演。前楽。
バウから梅田へ行って、梅芸に近づくと会服の姿の多さに驚く。赤いスカジャン、目立ちます。もう前楽と言うことで客席のテンションも高い。会の人たちは小さい写真入りうちわを持ってたり。
ハンカチはとてもきれいなブルー。

最後ご挨拶。
ワタさん曰く本日のひとこと担当は「大好きなおばあちゃんが見に来ているという、ゆっち」
ええー!と可愛く驚く初瀬有花ちゃん。家族一同見に来ていたそうです。
そしてもう一人「研3の私のお茶会に来てくれたことがある、ポット」
ええー!とこっちは大声で、マジで驚いてました。こっちの方を見ているのでみなみちゃんかな、とか思っていたらしい(つか「ポット」って本当に呼んでるんだとそこにびっくりした私)。
お茶会行ったそうです。ツーショット写真もあるそうです。ファンクラブにも入っていたそうです。会席の方に向かって「皆さんの仲間でーす!」と言って大歓声浴びてました。いい話だ。

昼公演は見ていないのですが、いつの間にかここはワタさんへの質問コーナーになっていた模様。
有花ちゃんは「Act1の青春(って本当に言ってたんですよ)の曲の中で一番思い出深いのは何ですか?」
ワタさんいきなり♪最後の恋に落ちた〜、と歌う。プリンセス・プリンセスですか!
「歌いたかったけどダメだよねー、女の子の歌だもんねー」うめちゃんが、歌っちゃってごめんなさい、と言う感じに両手で顔を覆ってました。ラブリー。
ポットさんは同じくAct1の話で「これは入れ損ねたという歌はありますか?」
♪必ず最後に愛は勝つ〜と再び歌うワタさん。そうか、KANか! 客席も納得。リクエストには入れたんだけれど、入らなかったんだそうです。ならいっそラスト『FOREVER MINE』じゃなくて『愛は勝つ』でも良かったんじゃ?と思ってしまった私(それじゃラストの雰囲気違っちゃうよ)

カーテンコールでは会の人たちの「大好きでーす!」コールに「私も大好きでーす」と。スタンディングでハンカチを振る客席に「家でもハンカチ持って踊ってくださいね」と返してました。涙と汗を拭いてください、とおどけて、笑って。

さて。
個人的な話ですが(と言い出したらいつも個人的な話ですが)、この日の席は段上がりやや前方上手端でした。選択肢がそれほどあった訳ではないけれど、似たり寄ったりの中からこの席を、一応選びました。
2年と4ヶ月くらい前、この同じドラマシティでワタさんを見たのが、この辺りの席だったので。
当時私はまだ浅いヅカファンで、どの公演も1回きりの観劇。このときは『永遠の祈り』。まあ何と言うか中村某らしいぬるい芝居でした。
が、フィナーレ。
上手客席扉が開いて、現れたワタさんが目の前(ってほど近くなかったけど)を通った。
その姿を見た瞬間、空気の色が変わった。

と、まあ要するにオチた訳ですが。
ラブストーリーは突然にというか、あなたは稲妻のようにというか(笑)。
特に何をしている場面でもなくただ通っただけなので、どこにとか何にとかではなく存在そのものに心が動いたんだろうなあ。自分でもよくわからんけど。
あのときプレイガイドに残っていた席が下手側だったら、今頃こんなことにはなっていなかったんじゃないかと、今でも思います。
と言う訳でマイ楽。ちょっとした感傷で、ドラマシティで「湖月わたる」を見る最後は、似たような席を選びました。今回は上手扉からの登場は無くて、客席降りで通路を通るのはセンターブロックの前だけなんですけどね。

と、思っていたら。
Act2の「You are my Sunshine」。な、なんか思ったより近くまで来るよ、初日とかこんな方まで来なかったよね? だって照明追いかけてきてないもん。
つか、ワタさん、主役がライト当たってないとこまで来て客席サービスしちゃっていいんですか。
ははははー(号泣)。

***

思い出話をしておいて、矛盾するようですが。

公演はサヨナラを意識させる内容だけれど、実は、初日に見たワタさん自身は、私にはそんな風に見えなかった。
「念願のダンスリサイタル」を実現できた喜び。初日の緊張と、ハードスケジュールを乗り越えてやっと幕が開いた安堵感。
それはいつもと同じワタさんの姿で。でも小規模な公演だからいつもよりも距離が近い、素顔に近い感じで。
素顔に近いと言うか、「トップスターとして」よりも個人的な顔と言うか。組を背負っての主演、組を背負ってのご挨拶でなく、自分のやりたいこと、自分の為の公演。トップではあるけれど、その重みをちょっと下ろしての舞台。

念願のダンスリサイタル、と何度も言っていた。
本当にやりたかったんだろうな。
実現したきっかけは退団かもしれないけれど。自らが主演をしてのダンスリサイタル。スタッフや舞台の内容についても希望が言える公演(『歌劇』を読んだ限りではそうなんだろう)。少人数のカンパニーで、しかも前半は外部の演出家とがっちり組んでのステージ。
これは「湖月わたる」の新しい挑戦であるのだと思う。最後のこの時期に新しいチャレンジを与えられ、そしてそれによってまた新しい輝きを見せてくれている。
そんな機会、誰にでもあるものじゃない。
私は、今それを見ることのできる幸運に感謝している。

『Across』主題歌では、未来はあの場所から始まる、と未来と過去(=あの場所)を歌っているけれど。
現在もある。来るべき未来と惜しみたい過去だけでなく、今この刹那、輝いている現在もあるんだ。
その、湖月わたるの「現在」である『Across』を、精一杯できる限り見たい、受け取りたい。そして、楽しみたい、と思う。

以上半分私信。
メールありがとうございます。だからとにかく、見るしかないってことで。

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