『ドルチェ・ヴィータ!』千秋楽ファーストラン祭り、徒然。
2006年4月18日 宝塚4/16日の話。
『花舞う長安』『ドルチェ・ヴィータ!』東宝千秋楽ファーストランをみんなで見る会@ホテルドリー。参加者はホテルオーナーのドリーさん、緑野さん、サトリちゃん、ジュンタさん、そして私。
緑野さんは関西から遠征してのご参加。みんなで散々誘惑した結果。「みんなで見た方が楽しいよー(笑)」って。いや絶対来ると思ってましたが。「み」さんが来られなかったのは大変残念でしたが、気持ちはここにいたと思っております。
そして正直なところ「みんなで見たほうが楽しい」のではなく「みんなで見ないと寂しい」の方が正しいのですが。あの怒涛の『ドルチェ・ヴィータ!』祭りの日々、そして千秋楽の夜のように。
と、言いつつ。うちではスカステ見られないので私的には渡りに船ということもありました(笑)。
そのファーストラン祭り、私は少々遅刻しました。
理由はワイン選び。
『ドルチェ・ヴィータ!』の夜。ワインは当然イタリアものでなければ。そしてあの舞台の象徴がリアルト橋を模した橋とカーニバルであるならば、産地はヴェネト州であるべきでしょう。
が、そこにちょっとした落とし穴。
ヴェネト産は、辛口が多い。普通のワインは既に用意済みであると聞いたのでここは発泡酒かデザートワイン、と思ったものの。発泡酒はあるが辛口。メンバーの好み的に甘口の方が評判いいだろうなあ。でも甘い酒は産地がなあ。
悩んだ結果、甘いスプマンテにしました。モスカート・ダスティ。dolce vitaにはdolce vinoで。
産地はピエモンテ。現在花担に「敵?」認識されましたが(@『落陽のパレルモ』)、まあ今夜は見逃してくれ(笑)。
こんなにこだわって考えすぎても空回りかな、と少し思いましたが、ドリーさんちに着いたら心配無用。青を基調とし海をイメージしたディスプレイと、数々のリアルト橋の絵葉書。緑野さんも「水に沈んだ街@ドルチェ・ヴィータ」なシャツ(緑野さん日記2005年1月3日参照)だったし。
みんな、並大抵でない思い入れがあるってことで。
8時から、東宝ナウオン、『花舞う長安』、『ドルチェ・ヴィータ!』と番組は続く。
段々、時が戻っていく実感がある。あの時見たもの、思ったこと、感じたこと。
みんな、常軌を逸していたからなあ(苦笑)。関西から東宝に毎週通うことを当然だと思ってたよなあ。
でも、時が「戻っていく」と感じるのは、逆にそれが過去だと実感していると言うことで。
今思うと、全て夢の中の出来事みたいだ。水底の夢の中。
『長安』は、どこが眠いかどこで寝たかどこでやっと起きたか等々、ぎゃーぎゃー言いつつ(笑)。いや私は寝ませんでしたよ。眠くなるときはありましたが。とにかくあくまでも前座の位置づけなのは当時と同じ(笑)。
そして『ドルチェ・ヴィータ!』。部屋の照明も落として、本気。
しかし実際は、感慨に耽るよりもアングルにツッコむのに忙しかったかもしれない。
そして、みんな違うものを見ていたのだなあと改めて思い知る。だって「グッジョブ!」の歓声と「何故!」の悲鳴が同時に上がるんだよ。「こんな場面初めて見た」「ここ何やってたの?」忙しい忙しい(笑)。
が。
そんなバラバラの面子が一様に、ちゃんと映っているかどうか気にしていた場面がありました。
豪華客船の最後、中詰銀橋のあと、雷鳴。
「映ってた、ちゃんと映ってたよ!」「良かったあ」「でもあれじゃ寄りすぎて何やってるかわかんない!」
そう、ワタケロ黒燕尾で姫抱っこです(笑)。
確かに、これだけ見た人は何やってるかよくわからないかもしれないが、私は満足。これで二つのアングルの映像を手に入れたから。元々頭の中にある2階席上手端からの見下ろしアングルと、今回のアップ(笑)。
あとみんなが湧いたのがコーザノストラのケロしぃでした。上手から再登場の、肩に手、笑顔。
結論:仲良きことは美しき哉(違…わないか)。
映像と記憶の差の話で、私個人的のものをひとつ書くと。
ワタさんの最後の銀橋ソロの、最後。
「あ、映らないんだ」と呟いた私は「何か見てたんだ?」と聞かれた。画面には、既にエトワールのケロさんがスタンバイしている。そうか、そうだよな。みんなこっち見てるよな。
ワタさんの最後の銀橋ソロは、失われたものを歌う歌。愛と言う名の繰り返される悪夢を歌う歌。
『ドルチェ・ヴィータ!』の世界そのものを痛みに満ちた表情で歌いきった、その後。物語から離れて、いつもの「湖月わたる」に戻って、客席に向かって笑いかける瞬間。思わず、ほっとする。
その笑顔が好きだった。いつもいつも。
……はっ。これってエトワールの登場からは見ていなかったことを今更ながらに白状していることになるのか。すいませんすいません。
そうこうしているうちに、明日はもう『Across』初日だったりする。
時は流れているのだなあと、なんとなく。
『花舞う長安』『ドルチェ・ヴィータ!』東宝千秋楽ファーストランをみんなで見る会@ホテルドリー。参加者はホテルオーナーのドリーさん、緑野さん、サトリちゃん、ジュンタさん、そして私。
緑野さんは関西から遠征してのご参加。みんなで散々誘惑した結果。「みんなで見た方が楽しいよー(笑)」って。いや絶対来ると思ってましたが。「み」さんが来られなかったのは大変残念でしたが、気持ちはここにいたと思っております。
そして正直なところ「みんなで見たほうが楽しい」のではなく「みんなで見ないと寂しい」の方が正しいのですが。あの怒涛の『ドルチェ・ヴィータ!』祭りの日々、そして千秋楽の夜のように。
と、言いつつ。うちではスカステ見られないので私的には渡りに船ということもありました(笑)。
そのファーストラン祭り、私は少々遅刻しました。
理由はワイン選び。
『ドルチェ・ヴィータ!』の夜。ワインは当然イタリアものでなければ。そしてあの舞台の象徴がリアルト橋を模した橋とカーニバルであるならば、産地はヴェネト州であるべきでしょう。
が、そこにちょっとした落とし穴。
ヴェネト産は、辛口が多い。普通のワインは既に用意済みであると聞いたのでここは発泡酒かデザートワイン、と思ったものの。発泡酒はあるが辛口。メンバーの好み的に甘口の方が評判いいだろうなあ。でも甘い酒は産地がなあ。
悩んだ結果、甘いスプマンテにしました。モスカート・ダスティ。dolce vitaにはdolce vinoで。
産地はピエモンテ。現在花担に「敵?」認識されましたが(@『落陽のパレルモ』)、まあ今夜は見逃してくれ(笑)。
こんなにこだわって考えすぎても空回りかな、と少し思いましたが、ドリーさんちに着いたら心配無用。青を基調とし海をイメージしたディスプレイと、数々のリアルト橋の絵葉書。緑野さんも「水に沈んだ街@ドルチェ・ヴィータ」なシャツ(緑野さん日記2005年1月3日参照)だったし。
みんな、並大抵でない思い入れがあるってことで。
8時から、東宝ナウオン、『花舞う長安』、『ドルチェ・ヴィータ!』と番組は続く。
段々、時が戻っていく実感がある。あの時見たもの、思ったこと、感じたこと。
みんな、常軌を逸していたからなあ(苦笑)。関西から東宝に毎週通うことを当然だと思ってたよなあ。
でも、時が「戻っていく」と感じるのは、逆にそれが過去だと実感していると言うことで。
今思うと、全て夢の中の出来事みたいだ。水底の夢の中。
『長安』は、どこが眠いかどこで寝たかどこでやっと起きたか等々、ぎゃーぎゃー言いつつ(笑)。いや私は寝ませんでしたよ。眠くなるときはありましたが。とにかくあくまでも前座の位置づけなのは当時と同じ(笑)。
そして『ドルチェ・ヴィータ!』。部屋の照明も落として、本気。
しかし実際は、感慨に耽るよりもアングルにツッコむのに忙しかったかもしれない。
そして、みんな違うものを見ていたのだなあと改めて思い知る。だって「グッジョブ!」の歓声と「何故!」の悲鳴が同時に上がるんだよ。「こんな場面初めて見た」「ここ何やってたの?」忙しい忙しい(笑)。
が。
そんなバラバラの面子が一様に、ちゃんと映っているかどうか気にしていた場面がありました。
豪華客船の最後、中詰銀橋のあと、雷鳴。
「映ってた、ちゃんと映ってたよ!」「良かったあ」「でもあれじゃ寄りすぎて何やってるかわかんない!」
そう、ワタケロ黒燕尾で姫抱っこです(笑)。
確かに、これだけ見た人は何やってるかよくわからないかもしれないが、私は満足。これで二つのアングルの映像を手に入れたから。元々頭の中にある2階席上手端からの見下ろしアングルと、今回のアップ(笑)。
あとみんなが湧いたのがコーザノストラのケロしぃでした。上手から再登場の、肩に手、笑顔。
結論:仲良きことは美しき哉(違…わないか)。
映像と記憶の差の話で、私個人的のものをひとつ書くと。
ワタさんの最後の銀橋ソロの、最後。
「あ、映らないんだ」と呟いた私は「何か見てたんだ?」と聞かれた。画面には、既にエトワールのケロさんがスタンバイしている。そうか、そうだよな。みんなこっち見てるよな。
ワタさんの最後の銀橋ソロは、失われたものを歌う歌。愛と言う名の繰り返される悪夢を歌う歌。
『ドルチェ・ヴィータ!』の世界そのものを痛みに満ちた表情で歌いきった、その後。物語から離れて、いつもの「湖月わたる」に戻って、客席に向かって笑いかける瞬間。思わず、ほっとする。
その笑顔が好きだった。いつもいつも。
……はっ。これってエトワールの登場からは見ていなかったことを今更ながらに白状していることになるのか。すいませんすいません。
そうこうしているうちに、明日はもう『Across』初日だったりする。
時は流れているのだなあと、なんとなく。
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