3/14。柚希アンドレ一旦の楽。

細かな変化が気になって通うようになれば病膏肓。と前にも書いたような気もしますが。
と言う訳で観察記録。私見ですし見る角度によっても受ける印象は違うので、当てにならないことを言い訳しつつさくさく参ります。

本日の柚希アンドレ。
「白ばらの人」が更に良くなってました。格好いいだけでなく、苦悩や切なさをにじませていて、良かった。うーん、このアンドレだったら毒殺未遂するかも。と言うか、思いつめた結果今宵一夜まで待てないで手を出すかも(をい)。
一人の場面の見せ方の上手さに比べると、他の人と絡む芝居が本人比で少々落ちるかなあ。オスカル相手だけでなく、ジェローデルとの会話とかね。
あとオスカルを支え起こすとき、頬にかかった髪を取り除けてやるところはポイント加算。
新公主演を何度もやっているから忘れそうになるけど、礼音くんもまだまだ下級生で本公演でのこんな大きな役は初めてなんだよね。3/4から今日まで3回見てますが、見る度に良くなっているので後期日程にも期待したいです。がんばれー。

本日の立樹ベルナール。
今日は何だか、強気と言うか怒りの部分が強いベルナールでした。特に、ロザリーに国王救出計画を打ち明けるところ。「この革命は失敗だ」と言うのが、現状に対する怒りの色が強かった。
うーん、私の好みで言うと、もう少し悩みや苦しみの部分があってもいいのですが。怒りが前面に出ていると、自分も革命の一員であることを棚に上げているように見えるんですよね。あと、怒りで突っ走っているように見えると若いと言うか大人でないというか。
結論として、3/11に見たくらいのバランスが好きです。革命への怒りと苦悩と責任感と、あとロザリーへの愛情のバランスが良かった。
でも、思い返してみると、少し前まで私の中で立樹さんは「とにかく正しい絶対正義」なキャラだったんですよ。
何だか、変わったなあ。私の見る目が変わったのか。いや、本人の役の幅が広がっんだと思う。それともそういう役が回ってくればちゃんとできただけのことなのかもしれないけど。

本日の花祭りの男A。
……あの人また若返っているような気がします。
客席に向ける笑顔も相当な破壊力ですが、しぃちゃんの真骨頂はやはり相手役に向ける顔だと思います。コトコトとうめちゃんへの笑顔、目線が眩しいです。

本日の小雨の淑女。
3回ともターバンしか見られませんでした。他に鬘とかはあるのでしょうか。
しゅんちゃんの淑女は「体は大人だけど中身はまだまだコドモ、な女の子が、背伸びしてお隣のお兄ちゃんを誘惑するの図」というのが私の結論。

本日のフェルゼン様。
それ役替りと関係ないだろう。そもそもフェルゼン「様」ですか(お茶会で司会さんが言っていたのが伝染った)。
今日は小船の場面であまり苦悩しているように見えなかったなあ。

本日のアントワネットVS公安委員会。(は?)
ここも日によって違うんですが、本日の王妃様は強気でした。結構負けない。でも泣きが入ってからはすごく泣いていて、コントラストが激しかった。
前述のベルナール、フェルゼンも含め、何だか全体的に発散型直線的な印象の日でした。

終演後はとっとと帰ったんですが、どこもホワイトデーイベントがあったとか。うわそんな日の存在自体忘れてたよ(それもどうなんだ自分)。

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