灼熱の熱い季節が好き(違)(博多座『エンター・ザ・レビュー』)
2005年8月30日 宝塚超今更ですが、花組博多座、ショーの感想。
主に意識して見てしまったのは、そのか氏、みわっち、まなとくんでした。
そのかについては言うまでもないですね。ええ、猛獣使いです。
見た人がみんな話題にせずにはいられない、そのかの猛獣使い。フェロモン垂れ流しのギラギラした危険な男。お前の方が猛獣だろ!と突っ込まずにはいられない。
樹里さんのときも「すみれコードはいいのか?」とびびったけど、今思えばあれは恋人同士がいちゃついてるのを覗き見しているような気恥ずかしさ。あすか豹との間に愛があったから。
しかし、そのか猛獣使いは愛がない分、殺伐として凶悪でエロでした。
「もし相手があすかだったら、うちのあすかに何てことするのよっ!!って叫びますよ」という某さいとーさん(娘役贔屓)の名言のとおり、遠慮会釈なし。上からのしかかって手首と首筋に喰らいついて、顔を上げて口元を拭うって……やっぱりあんたが猛獣。
特に、5列目から見た21日午後はもう眼が離せませんでした。魅入られる。おまけにこの回はストレートロング鬘だったので更に破壊力倍増。
いやすごいもん見ました。
芝居のアリも良かったし。レオンを殺すときの「仲間じゃない」の嘲るような言い方や、歩み寄るレオンに笑って銃に手を添えて狙いを付け直すあたり、ぞくぞくキました。
悪い男、危険な男をやるとこんなに映える人だったのか。
一度そうやって眼に留まると他の場面でも気になって、走り過ぎて行ってしまう中詰の客席降りでもずーっと背中を追ってしまったり(笑)。
みわっちを見てしまうのも芝居のギュンターのせいもあったりしたのですが、ショーで瞠目したのはアランフェスの前のジプシー。大劇・東宝ではゆみこちゃんがやっていた役。
歌ってる最中、何回ウィンク飛ばしたよっ!(笑)
さりげないんですけどね。さりげなさすぎて前方席でないと見落としたかもしれないと思ったくらいですが、でも暇さえあれば飛ばしてました。
あんなにウィンクしまくってた人を見たのは、他には『それでも船は行く』のすずみんくらいです。
デュエットダンス1+3組の場面でもみわっちに釘付けでした。だって、なんだかすごくラテンな顔で相手をずーっと見てるんだもの。
単純にラブラブというだけでなく、どこかナルシー入って、でもでろでろな感じ(わかり難いよ)。
どうも私、濃いみわっちが好きなようです。
かわいこちゃんなみわっち(舞夢の美少年とか)にはあまり魅力を感じないのだけれど。
博多座版舞台写真が3枚全部ギュンターであるあたり、本人も自分のセールスポイントはそっちだと思っているのか? 何やら楽しみになってまいりました(笑)。
まなとくんは『くらわんか』貧ちゃん、『マラケシュ』新公クリフォード、そしてこの博多座、とたまたま全て見ることができて。段々スターになっていく様子を見守っているような感覚が、楽しいなあと。
オープニングでみつるくんとともにふーちゃんをエスコートする役(まっつのやってた役?)で出てました。振られてがっかりのお約束コントを手順どおり頑張ってこなしている姿がまた可愛い。
まなとくんには、5列目下手のときにガン見していたら目線をもらった…ような気がする。パレードで幕が下りるときに手を振ってくれた…ような気がする。うれしいのでそういうことにしておく。
当然、他の人も見てましたよ。
特にまっつ。隣の緑野さんがまっつが出てくるととてもとても嬉しそうなので。ロケットのときは特に。
雛鳥ロケットの兄鳥、頑張ってました。思わずなまあたたかい微笑を浮かべて応援しちゃうよね!ってなくらい。いや、転びそうになっておっとっと、みたいにことをおどけてやっていると、なんだかすごく無理してる感があって痛々しくも笑ってしまう……。
私は東宝は見ていないのでらんとむバージョンは見ていないのですが、特に見たいとも思いませんでした。
こういうのをやっても何とかなるのは誰だろう。みつるくんならまだ恥ずかしくなく可愛いかなあ。でもその代わりに他にまっつがセンターになる場面がないと、と思うとそれは無しなのか。(猛獣使いなんかやらせたら逆に喰われそうだ)
退団を発表したふーちゃん。
今回気づきましたが、私、ふーちゃんはあんまりきゃぴきゃぴしていない方がいいや。ショーの黒髪ショートボブで割ときりっとした表情の写真を見て、思いました。こっちの方が格好いい。
だから、ルイーズと、ニューヨークのピンクのスーツの場面のふーちゃんはあまり好みでないのだけど……酒井せんせのふーちゃんのイメージはこっちなんだろうな。
博多座では樹里さんがいない分、ゆみこちゃんが大忙しでした。
オープニングのシャンソンでは樹里さんのパート、コメディアン、それからアレキン君も。
このアレキン君が、なんだか格好よくてねー。
何でだろう。らんとむアレキンはえらく胡散臭かったのに。いやらんとむが胡散臭すぎたのか。
とにかく、ゆみこアレキンが普通に格好良いので、この場面の不条理感、薄気味悪さが薄れてました。あれは何だったんだ。
ニューオーリンズも、樹里あすかのところをきほちゃんと。二人とも上手くて安心感。適役。
そしてアランフェス。
ここ、実は元々私的には割とどうでもいいシーン(失礼!)だったのですが。
何だか、ムラのおさ樹里バージョンより、色っぽく見えるのは私の錯覚だろうか。あ、そうかキスシーンが加わってるのか。
いやそれにしても。
ゆみこちゃんの誠実な包容力に裏打ちされた静の色気とでも表現すれば良いのでしょうか。後は相性問題?
しかし『エンター・ザ・レビュー』、改めてなかなか良くできたショーだと思いました。バラエティに富んでテンポよく飽きさせない。やっぱりこういうのを地方に持っていくべきだよね。(その後にテンポが悪かったり暗転ぶつ切りが多くて盛り上がらないショーを見たせいもあり)(毒)
そして更に。
何だか出演者のテンションが高くないか?
特にオサさん。
いや、エトワール様は元々テンション高かったけど(キャトルで売ってる舞台写真、エトワール様はムラ、東宝、博多と全てあって、しかも全て鬘が違うのにウケました)。
でもそれだけじゃなくて、プロローグの紳士のときから、全開笑顔とウィンクバシバシですよ。顔全体使ってくしゃくしゃにしてアピールしてくださいますよ。
なんか、圧倒されました。
花組ってこんな雰囲気だったっけ? オサさんってこんな人だったっけ?
夏の博多座マジックなのでしょうか。
何にせよ、楽しかったです。
芝居、ショーともに博多座満喫しました。満足満足。
主に意識して見てしまったのは、そのか氏、みわっち、まなとくんでした。
そのかについては言うまでもないですね。ええ、猛獣使いです。
見た人がみんな話題にせずにはいられない、そのかの猛獣使い。フェロモン垂れ流しのギラギラした危険な男。お前の方が猛獣だろ!と突っ込まずにはいられない。
樹里さんのときも「すみれコードはいいのか?」とびびったけど、今思えばあれは恋人同士がいちゃついてるのを覗き見しているような気恥ずかしさ。あすか豹との間に愛があったから。
しかし、そのか猛獣使いは愛がない分、殺伐として凶悪でエロでした。
「もし相手があすかだったら、うちのあすかに何てことするのよっ!!って叫びますよ」という某さいとーさん(娘役贔屓)の名言のとおり、遠慮会釈なし。上からのしかかって手首と首筋に喰らいついて、顔を上げて口元を拭うって……やっぱりあんたが猛獣。
特に、5列目から見た21日午後はもう眼が離せませんでした。魅入られる。おまけにこの回はストレートロング鬘だったので更に破壊力倍増。
いやすごいもん見ました。
芝居のアリも良かったし。レオンを殺すときの「仲間じゃない」の嘲るような言い方や、歩み寄るレオンに笑って銃に手を添えて狙いを付け直すあたり、ぞくぞくキました。
悪い男、危険な男をやるとこんなに映える人だったのか。
一度そうやって眼に留まると他の場面でも気になって、走り過ぎて行ってしまう中詰の客席降りでもずーっと背中を追ってしまったり(笑)。
みわっちを見てしまうのも芝居のギュンターのせいもあったりしたのですが、ショーで瞠目したのはアランフェスの前のジプシー。大劇・東宝ではゆみこちゃんがやっていた役。
歌ってる最中、何回ウィンク飛ばしたよっ!(笑)
さりげないんですけどね。さりげなさすぎて前方席でないと見落としたかもしれないと思ったくらいですが、でも暇さえあれば飛ばしてました。
あんなにウィンクしまくってた人を見たのは、他には『それでも船は行く』のすずみんくらいです。
デュエットダンス1+3組の場面でもみわっちに釘付けでした。だって、なんだかすごくラテンな顔で相手をずーっと見てるんだもの。
単純にラブラブというだけでなく、どこかナルシー入って、でもでろでろな感じ(わかり難いよ)。
どうも私、濃いみわっちが好きなようです。
かわいこちゃんなみわっち(舞夢の美少年とか)にはあまり魅力を感じないのだけれど。
博多座版舞台写真が3枚全部ギュンターであるあたり、本人も自分のセールスポイントはそっちだと思っているのか? 何やら楽しみになってまいりました(笑)。
まなとくんは『くらわんか』貧ちゃん、『マラケシュ』新公クリフォード、そしてこの博多座、とたまたま全て見ることができて。段々スターになっていく様子を見守っているような感覚が、楽しいなあと。
オープニングでみつるくんとともにふーちゃんをエスコートする役(まっつのやってた役?)で出てました。振られてがっかりのお約束コントを手順どおり頑張ってこなしている姿がまた可愛い。
まなとくんには、5列目下手のときにガン見していたら目線をもらった…ような気がする。パレードで幕が下りるときに手を振ってくれた…ような気がする。うれしいのでそういうことにしておく。
当然、他の人も見てましたよ。
特にまっつ。隣の緑野さんがまっつが出てくるととてもとても嬉しそうなので。ロケットのときは特に。
雛鳥ロケットの兄鳥、頑張ってました。思わずなまあたたかい微笑を浮かべて応援しちゃうよね!ってなくらい。いや、転びそうになっておっとっと、みたいにことをおどけてやっていると、なんだかすごく無理してる感があって痛々しくも笑ってしまう……。
私は東宝は見ていないのでらんとむバージョンは見ていないのですが、特に見たいとも思いませんでした。
こういうのをやっても何とかなるのは誰だろう。みつるくんならまだ恥ずかしくなく可愛いかなあ。でもその代わりに他にまっつがセンターになる場面がないと、と思うとそれは無しなのか。(猛獣使いなんかやらせたら逆に喰われそうだ)
退団を発表したふーちゃん。
今回気づきましたが、私、ふーちゃんはあんまりきゃぴきゃぴしていない方がいいや。ショーの黒髪ショートボブで割ときりっとした表情の写真を見て、思いました。こっちの方が格好いい。
だから、ルイーズと、ニューヨークのピンクのスーツの場面のふーちゃんはあまり好みでないのだけど……酒井せんせのふーちゃんのイメージはこっちなんだろうな。
博多座では樹里さんがいない分、ゆみこちゃんが大忙しでした。
オープニングのシャンソンでは樹里さんのパート、コメディアン、それからアレキン君も。
このアレキン君が、なんだか格好よくてねー。
何でだろう。らんとむアレキンはえらく胡散臭かったのに。いやらんとむが胡散臭すぎたのか。
とにかく、ゆみこアレキンが普通に格好良いので、この場面の不条理感、薄気味悪さが薄れてました。あれは何だったんだ。
ニューオーリンズも、樹里あすかのところをきほちゃんと。二人とも上手くて安心感。適役。
そしてアランフェス。
ここ、実は元々私的には割とどうでもいいシーン(失礼!)だったのですが。
何だか、ムラのおさ樹里バージョンより、色っぽく見えるのは私の錯覚だろうか。あ、そうかキスシーンが加わってるのか。
いやそれにしても。
ゆみこちゃんの誠実な包容力に裏打ちされた静の色気とでも表現すれば良いのでしょうか。後は相性問題?
しかし『エンター・ザ・レビュー』、改めてなかなか良くできたショーだと思いました。バラエティに富んでテンポよく飽きさせない。やっぱりこういうのを地方に持っていくべきだよね。(その後にテンポが悪かったり暗転ぶつ切りが多くて盛り上がらないショーを見たせいもあり)(毒)
そして更に。
何だか出演者のテンションが高くないか?
特にオサさん。
いや、エトワール様は元々テンション高かったけど(キャトルで売ってる舞台写真、エトワール様はムラ、東宝、博多と全てあって、しかも全て鬘が違うのにウケました)。
でもそれだけじゃなくて、プロローグの紳士のときから、全開笑顔とウィンクバシバシですよ。顔全体使ってくしゃくしゃにしてアピールしてくださいますよ。
なんか、圧倒されました。
花組ってこんな雰囲気だったっけ? オサさんってこんな人だったっけ?
夏の博多座マジックなのでしょうか。
何にせよ、楽しかったです。
芝居、ショーともに博多座満喫しました。満足満足。
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