いい人好き+@(DVD『風と共に去りぬ』専科・雪組公演)
2005年6月17日 宝塚私の好みのタイプはいくつかありますが、そのひとつが「いい人」。
「いい人なんだけどねー(友達どまりよね)」と言われそうなタイプ(笑)。
『キャンディ・キャンディ』ではステアを、『エイリアン通り』ではジェルを好きだったというのは、その系譜かと。
と言う訳で、一夜明けた今一番考えているのは、フランク・ケネディ氏のことだったりする。(って前振りだったのか)
見た直後は「スカーレットのことを全然わかってない」と書きましたが。実際ころっと騙されるあたり戯画的ではあるんですが。
でも実は、ピントはずれているけれどそれほど間違っちゃいないんじゃないか?
ほら、だって。スカーレットはとんでもねー女だけど、いい子だし。一生懸命だし、頑張ってるし。
理解はしていなくても、誤解はしていないのよ。
まるで、周回遅れで同じ場所にいるみたいに。
……言葉にしてみると少々無理があるな(苦笑)。私の中ではきれいにつながって納得したんですが。
いや、ひたすら妻を愛し大切にする、いい夫じゃないですか。
KKKとかの「煩わしいことや嫌なこと」をスカーレットからひたすら遠ざけようとしているところも、泣けるよなあ(しかしスカーレットはまた別の現実と格闘していて、フランクにはそれが見えているかどうかわからないけれど)。
傍から見て騙されているとしても、彼自身が選び取った結果なのだろう、と思う。
相手に愛されなくても、理解されなくても。
それどころか、相手を理解していなくても。理解しあえないことに気づかなくても。
それでも、愛することはできる。
勿論、スカーレットはフランクのことを愛してなんかいない。
でも、彼の死を知って、後悔に慄く。彼女のその善良さも好きだったりする。
でも、だからと言って生き方を変えたりしない、そこも好き。
まあ、仕方ないよな。スカーレットは最後にはバトラーでさえ付き合いきれなかったほどの女なんだから。
花組版のフランクはゆみこちゃん?
そうか、花組随一の「他者への愛を表現できる人」か!(←花組男役諸氏に対して偏見があるらしいよ)
うわー見たい。そしてスカーレットは瀬奈氏ですか。シシィは可愛かったけど、どうなんだろう……。
しかし、ワタ檀チェックが第一目的だったのに、何故フランクのことばかり考えてるかな自分(笑)。
しぃちゃんだから、ってこともあるんだろうな。
何というか、この人の演じる役はいつも私に色々なことを考えさせる。深読み癖を誘発すると言うか。『長崎』も、作品があんなに苦手でなければもっと語ったろうな。
あの「曇りのなさ」が、逆に色々なものを見せるのかもしれない。陰りとか暗さでなく、「曇り」のなさ。(しぃちゃん語りはうざくなるのでほどほどにしておきます)
と言いつつ現在2巡目を見ております。
ワタさんかっこいいなあ……(素)。
アシュレという役も、夢見る夢男くんで常にずれていてつかみどころのない男なんだが、まあ格好いいからいいか、と(笑)。しかし私が「格好いいから」と許せるのはこのレベルまでのようです。『長崎』は範囲外。
傷を負ったフロックコート姿でうつろな目をしている姿もうっとりだ(うっとりなのか)。個人的にはバトラーの口から語られるだけの「フランクを助けようとして負傷するアシュレ」の場面が実際にあれば嬉しかったです。いやビジュアル的に見たいだけなんだけど(笑・脳内上演中)。
ああ、そして檀ちゃんの美しいことったら……。(現在画面にはバトラーに対しても女神のようなメラニーが)
そして、これだけ出演者が被っていると、ますます今大劇でやってるものが許せなくなるなー。ちゃんと面白いものできるじゃん、やらせてくれよー(理不尽な)。
とりとめのないまま終。
「いい人なんだけどねー(友達どまりよね)」と言われそうなタイプ(笑)。
『キャンディ・キャンディ』ではステアを、『エイリアン通り』ではジェルを好きだったというのは、その系譜かと。
と言う訳で、一夜明けた今一番考えているのは、フランク・ケネディ氏のことだったりする。(って前振りだったのか)
見た直後は「スカーレットのことを全然わかってない」と書きましたが。実際ころっと騙されるあたり戯画的ではあるんですが。
でも実は、ピントはずれているけれどそれほど間違っちゃいないんじゃないか?
ほら、だって。スカーレットはとんでもねー女だけど、いい子だし。一生懸命だし、頑張ってるし。
理解はしていなくても、誤解はしていないのよ。
まるで、周回遅れで同じ場所にいるみたいに。
……言葉にしてみると少々無理があるな(苦笑)。私の中ではきれいにつながって納得したんですが。
いや、ひたすら妻を愛し大切にする、いい夫じゃないですか。
KKKとかの「煩わしいことや嫌なこと」をスカーレットからひたすら遠ざけようとしているところも、泣けるよなあ(しかしスカーレットはまた別の現実と格闘していて、フランクにはそれが見えているかどうかわからないけれど)。
傍から見て騙されているとしても、彼自身が選び取った結果なのだろう、と思う。
相手に愛されなくても、理解されなくても。
それどころか、相手を理解していなくても。理解しあえないことに気づかなくても。
それでも、愛することはできる。
勿論、スカーレットはフランクのことを愛してなんかいない。
でも、彼の死を知って、後悔に慄く。彼女のその善良さも好きだったりする。
でも、だからと言って生き方を変えたりしない、そこも好き。
まあ、仕方ないよな。スカーレットは最後にはバトラーでさえ付き合いきれなかったほどの女なんだから。
花組版のフランクはゆみこちゃん?
そうか、花組随一の「他者への愛を表現できる人」か!(←花組男役諸氏に対して偏見があるらしいよ)
うわー見たい。そしてスカーレットは瀬奈氏ですか。シシィは可愛かったけど、どうなんだろう……。
しかし、ワタ檀チェックが第一目的だったのに、何故フランクのことばかり考えてるかな自分(笑)。
しぃちゃんだから、ってこともあるんだろうな。
何というか、この人の演じる役はいつも私に色々なことを考えさせる。深読み癖を誘発すると言うか。『長崎』も、作品があんなに苦手でなければもっと語ったろうな。
あの「曇りのなさ」が、逆に色々なものを見せるのかもしれない。陰りとか暗さでなく、「曇り」のなさ。(しぃちゃん語りはうざくなるのでほどほどにしておきます)
と言いつつ現在2巡目を見ております。
ワタさんかっこいいなあ……(素)。
アシュレという役も、夢見る夢男くんで常にずれていてつかみどころのない男なんだが、まあ格好いいからいいか、と(笑)。しかし私が「格好いいから」と許せるのはこのレベルまでのようです。『長崎』は範囲外。
傷を負ったフロックコート姿でうつろな目をしている姿もうっとりだ(うっとりなのか)。個人的にはバトラーの口から語られるだけの「フランクを助けようとして負傷するアシュレ」の場面が実際にあれば嬉しかったです。いやビジュアル的に見たいだけなんだけど(笑・脳内上演中)。
ああ、そして檀ちゃんの美しいことったら……。(現在画面にはバトラーに対しても女神のようなメラニーが)
そして、これだけ出演者が被っていると、ますます今大劇でやってるものが許せなくなるなー。ちゃんと面白いものできるじゃん、やらせてくれよー(理不尽な)。
とりとめのないまま終。
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