ほわほわな人(お茶会潜入記)
2005年5月29日 宝塚星初日帰り「こんなのもらってきちゃった」とお茶会の案内を見せたら「行く!」と緑野さん。意外だ。
後からもずえさんにも「行きたかった」と言われた。意外だ。
もっとも、「み」さんには「行くんですか? 自分で申し込んだんですか?」と不審そうに聞かれました(笑)。
これで退団だし、って、そうでなくても次は行きたいと思ってたんだけどな。
さて、現れた彼の人は、オレンジの上着に黒のインナー、ウオッシュドジーンズと言ういでたちでした。
それにしても、細い!
いや、細いっつーか、長身に薄い身体、持て余しそうな長い手足、人間離れしたスタイルの良さ。全ツで食べてばかりいた話をされても信じません。
そして、手。
細く、指が長く、適度に筋の浮いた、美しい手。男役として完璧な魅力を備えた手。
手フェチの気がある私は、うっとりと眺めておりました。
ご本人が決めたことなら、黙って今後の幸せを祈ろう。
そう思ってはいたんですが。
そんな姿を目の当たりにすると、つい、勿体無い勿体無いと呟いていて。
そのせいか。握手の時、つい言ってしまいました。
「初めて来たんですが、初めてで最後のお茶会になってしまって、寂しいです」
すると、眉根を寄せて「あ、そうなんだ」と言う表情をされてしまった。狼狽する私。どどどどうしようやっぱりこんなこと言っちゃいけなかったよこの大馬鹿者。
「で、でも、応援してますから! 千秋楽までずっと!」
あ、笑顔になってくれた。良かった。
……つーか何やってんだ自分(我に帰る)。
ひとこと、だけでなくて、皆と少しお喋りしてくれるんですね。隣席のおばさまは「お人柄よ」とにっこりおっしゃいました。
しかし、喋っている間独り占め、その言葉もその表情も私だけのもの、と思うと……(くらり)。
トークの内容など少し。記憶頼りなので不正確注意。
お芝居のこと。
「鈴木さんはどんな役ですか?」
佐藤さんや旗野さんは台詞で性格がわかるのに、鈴木さん石浜さんは描かれていないので、綺華氏と二人色々考えながら試行錯誤中だそうです。年齢設定は30〜40歳だとか。「この顔だから若く見えちゃうと思うんですけど、皆さんが思っているより大人のつもりなんです」と。でも30と40は大違いだと思うよ……。「今まで悪役が多かったんで、普通の人にしたい」とのことでした。普通、だとなんとなく地味になりそうな気もするが(苦笑)最後だし好きなようにやってください。
銀橋の全力疾走、やはり草履はいつ脱げるか気が気でないらしい。落としたらどうしようと皆で言いつつ、結論が出ないまま毎回あのシーンをやってるんだとか。あの面子でぶつぶつ草履の相談してるなんて、想像すると可愛くてなりません(笑)。
ショーのこと。
ソロがありますが、どんな気持ちで歌ってますか?との問いにいきなり、
「あの場面妖しいですよね?!」はい?
「先生はSHOW TIMEって言ってますけど、何だか妖しいですよね。だから妖しくっていうのも違って、毬乃ゆいが歌っているところは妖しいんですけど、私のところはちょっと感じが変わって、でもただ明るいって言うんじゃなくて……」と言う訳で、普通に歌っているそうです。(司会から「何も考えてないんですか」とツッコミが入ったような)
あ、歌と言えば、今回主題歌CDコーラスメンバーにも入って嬉しいそうですよ。
今回一番好きな衣装は?(男役の衣装で、と念押し有り)に対しては、ちょっと考えて「やっぱり黒燕尾」。その場面で安蘭さんたちの前で踊ってますが何かアピールしてますか?という問いには、それどころではないそうです(笑)。「同期のさっちゃんもいるし、向こうは色々こっち見て喋っているので何を話しているか後で聞こうと思うけど、いつも忘れちゃう」らしいです。
ちなみにヤンさんの振り付けは、自分がファンだった時代のトップさんなので「ヤンさんだー」と思っているうちに終ってしまったそうです。
「では、娘役の衣装で着てみたいのは?」初参加なのでわからないがどうやら恒例らしいこの質問。うーん、と考えて、檀さんの衣装、と。ぱかっと割れる場面の割れた後の衣装だそうです。「あれ、すごく綺麗なんですよ!」今回は化粧替えが忙しくそれどころではないそうで、大休憩が長い東京で挑戦したいとか。
そう、知らなかったけど、すごくドレスが着たい人であるらしい。娘役がやれないまま辞めるのが一番残念らしい。「でも、ファンの皆さんは抵抗あると思うんですけど」と言う司会の方に、心底意外そうな声で「ええー!?」って(笑)。抵抗ないのはご本人だけだと思います、と駄目押しされてました。
そんなにやりたいなら1回くらいやらせてあげてもよかったのに。檀ちゃんMSとか(笑)。
中日王家のこと。
ケペル役。「苦しかったです」と。初演のイメージが周りにも自分にもあるから、苦しかったとのこと。
ラダメスの友人役、ということで、お稽古の前や後に、みらんくんも含め3人で何度もお稽古したそうです。やっぱり「トップさんだ」と思ってしまうのを、そんな風に構えないように色々やってくれた、と言うのが、いや、いい話だなあと(すみませんわたるファンです)。
檀ちゃんMSのこと。
「皆様に、ルドルフですねって言われたんですけど、うたかたの恋はあまり観たことがないので」いまいちピンと来なかったらしい。でも「檀さんとデュエットなんて死んでもないじゃないですか!」と言う訳で、それだけで緊張はしていたらしいです。
つーか死んでもって(笑)。中日王家の話といい、やっぱりトップは雲の上の人的なところがあるのかなあ。
クイズコーナーは難問多し。出島の広さは武道館とほぼ同じだそうです(トリビア)。
皆からのプレゼント。「何がいいですか」と司会者さん。え、そんな風に決めるの?
しばし悩んで「靴が欲しいです」。千秋楽の入りで履く白い靴が欲しいんだとか。じゃあそれで、と言われてすごく嬉しそうに「本当にもらえるんですか!? 嬉しい、2回とも履きます」2回?「こっちと東京と」言っているうちにわからなくなったのか「2回?じゃ色違いとか?でも白の色違いなんてないですよね?」と意味不明のことを口走る。か、かわいい……(笑)。
とにかく、楽の入りはお茶会プレゼントの靴を履いてくるそうです。「靴が見えるような格好してきた方がいいですか?」って、どんなんですか(笑)。スカートはまだ早いと思うぞ。
歌のプレゼントはえらいことになってたんだが、ここは緑野さんの5/30日記を参照してください。東京でリベンジするそうですよ。
しかし、タカラジェンヌってやっぱりマジでフェアリーなんじゃなかろうか。
だって、スタイルは常人離れしてるし、思考回路は浮世離れしてるし!
随所に現れる天然ぷり(擬音で表現するならほわほわとかふわふわとか。つまり、そこがかわいい……)を見ていて、そんなことを思ってしまいましたよ。
最後に。
「私は宝塚が好きで、学生時代バイトして貯めたお金で通ってました」今でも大好きな場所です、と。大切なだったか特別なだったか記憶があやふやだけど。元気をくれる場所だって言ってたかな。違うかも。
とにかく、宝塚で過ごせてしあわせだと。
その場所を去る理由は、語られなかったけれど。
1ファンとしてはもっと見ていたかったけど。悪役も普通の人も、機会があれば娘役も(笑)。
しあわせなら、しょうがないやな。
後からもずえさんにも「行きたかった」と言われた。意外だ。
もっとも、「み」さんには「行くんですか? 自分で申し込んだんですか?」と不審そうに聞かれました(笑)。
これで退団だし、って、そうでなくても次は行きたいと思ってたんだけどな。
さて、現れた彼の人は、オレンジの上着に黒のインナー、ウオッシュドジーンズと言ういでたちでした。
それにしても、細い!
いや、細いっつーか、長身に薄い身体、持て余しそうな長い手足、人間離れしたスタイルの良さ。全ツで食べてばかりいた話をされても信じません。
そして、手。
細く、指が長く、適度に筋の浮いた、美しい手。男役として完璧な魅力を備えた手。
手フェチの気がある私は、うっとりと眺めておりました。
ご本人が決めたことなら、黙って今後の幸せを祈ろう。
そう思ってはいたんですが。
そんな姿を目の当たりにすると、つい、勿体無い勿体無いと呟いていて。
そのせいか。握手の時、つい言ってしまいました。
「初めて来たんですが、初めてで最後のお茶会になってしまって、寂しいです」
すると、眉根を寄せて「あ、そうなんだ」と言う表情をされてしまった。狼狽する私。どどどどうしようやっぱりこんなこと言っちゃいけなかったよこの大馬鹿者。
「で、でも、応援してますから! 千秋楽までずっと!」
あ、笑顔になってくれた。良かった。
……つーか何やってんだ自分(我に帰る)。
ひとこと、だけでなくて、皆と少しお喋りしてくれるんですね。隣席のおばさまは「お人柄よ」とにっこりおっしゃいました。
しかし、喋っている間独り占め、その言葉もその表情も私だけのもの、と思うと……(くらり)。
トークの内容など少し。記憶頼りなので不正確注意。
お芝居のこと。
「鈴木さんはどんな役ですか?」
佐藤さんや旗野さんは台詞で性格がわかるのに、鈴木さん石浜さんは描かれていないので、綺華氏と二人色々考えながら試行錯誤中だそうです。年齢設定は30〜40歳だとか。「この顔だから若く見えちゃうと思うんですけど、皆さんが思っているより大人のつもりなんです」と。でも30と40は大違いだと思うよ……。「今まで悪役が多かったんで、普通の人にしたい」とのことでした。普通、だとなんとなく地味になりそうな気もするが(苦笑)最後だし好きなようにやってください。
銀橋の全力疾走、やはり草履はいつ脱げるか気が気でないらしい。落としたらどうしようと皆で言いつつ、結論が出ないまま毎回あのシーンをやってるんだとか。あの面子でぶつぶつ草履の相談してるなんて、想像すると可愛くてなりません(笑)。
ショーのこと。
ソロがありますが、どんな気持ちで歌ってますか?との問いにいきなり、
「あの場面妖しいですよね?!」はい?
「先生はSHOW TIMEって言ってますけど、何だか妖しいですよね。だから妖しくっていうのも違って、毬乃ゆいが歌っているところは妖しいんですけど、私のところはちょっと感じが変わって、でもただ明るいって言うんじゃなくて……」と言う訳で、普通に歌っているそうです。(司会から「何も考えてないんですか」とツッコミが入ったような)
あ、歌と言えば、今回主題歌CDコーラスメンバーにも入って嬉しいそうですよ。
今回一番好きな衣装は?(男役の衣装で、と念押し有り)に対しては、ちょっと考えて「やっぱり黒燕尾」。その場面で安蘭さんたちの前で踊ってますが何かアピールしてますか?という問いには、それどころではないそうです(笑)。「同期のさっちゃんもいるし、向こうは色々こっち見て喋っているので何を話しているか後で聞こうと思うけど、いつも忘れちゃう」らしいです。
ちなみにヤンさんの振り付けは、自分がファンだった時代のトップさんなので「ヤンさんだー」と思っているうちに終ってしまったそうです。
「では、娘役の衣装で着てみたいのは?」初参加なのでわからないがどうやら恒例らしいこの質問。うーん、と考えて、檀さんの衣装、と。ぱかっと割れる場面の割れた後の衣装だそうです。「あれ、すごく綺麗なんですよ!」今回は化粧替えが忙しくそれどころではないそうで、大休憩が長い東京で挑戦したいとか。
そう、知らなかったけど、すごくドレスが着たい人であるらしい。娘役がやれないまま辞めるのが一番残念らしい。「でも、ファンの皆さんは抵抗あると思うんですけど」と言う司会の方に、心底意外そうな声で「ええー!?」って(笑)。抵抗ないのはご本人だけだと思います、と駄目押しされてました。
そんなにやりたいなら1回くらいやらせてあげてもよかったのに。檀ちゃんMSとか(笑)。
中日王家のこと。
ケペル役。「苦しかったです」と。初演のイメージが周りにも自分にもあるから、苦しかったとのこと。
ラダメスの友人役、ということで、お稽古の前や後に、みらんくんも含め3人で何度もお稽古したそうです。やっぱり「トップさんだ」と思ってしまうのを、そんな風に構えないように色々やってくれた、と言うのが、いや、いい話だなあと(すみませんわたるファンです)。
檀ちゃんMSのこと。
「皆様に、ルドルフですねって言われたんですけど、うたかたの恋はあまり観たことがないので」いまいちピンと来なかったらしい。でも「檀さんとデュエットなんて死んでもないじゃないですか!」と言う訳で、それだけで緊張はしていたらしいです。
つーか死んでもって(笑)。中日王家の話といい、やっぱりトップは雲の上の人的なところがあるのかなあ。
クイズコーナーは難問多し。出島の広さは武道館とほぼ同じだそうです(トリビア)。
皆からのプレゼント。「何がいいですか」と司会者さん。え、そんな風に決めるの?
しばし悩んで「靴が欲しいです」。千秋楽の入りで履く白い靴が欲しいんだとか。じゃあそれで、と言われてすごく嬉しそうに「本当にもらえるんですか!? 嬉しい、2回とも履きます」2回?「こっちと東京と」言っているうちにわからなくなったのか「2回?じゃ色違いとか?でも白の色違いなんてないですよね?」と意味不明のことを口走る。か、かわいい……(笑)。
とにかく、楽の入りはお茶会プレゼントの靴を履いてくるそうです。「靴が見えるような格好してきた方がいいですか?」って、どんなんですか(笑)。スカートはまだ早いと思うぞ。
歌のプレゼントはえらいことになってたんだが、ここは緑野さんの5/30日記を参照してください。東京でリベンジするそうですよ。
しかし、タカラジェンヌってやっぱりマジでフェアリーなんじゃなかろうか。
だって、スタイルは常人離れしてるし、思考回路は浮世離れしてるし!
随所に現れる天然ぷり(擬音で表現するならほわほわとかふわふわとか。つまり、そこがかわいい……)を見ていて、そんなことを思ってしまいましたよ。
最後に。
「私は宝塚が好きで、学生時代バイトして貯めたお金で通ってました」今でも大好きな場所です、と。大切なだったか特別なだったか記憶があやふやだけど。元気をくれる場所だって言ってたかな。違うかも。
とにかく、宝塚で過ごせてしあわせだと。
その場所を去る理由は、語られなかったけれど。
1ファンとしてはもっと見ていたかったけど。悪役も普通の人も、機会があれば娘役も(笑)。
しあわせなら、しょうがないやな。
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