神様お願い(雪バウ『さすらいの果てに』)
2005年4月10日 宝塚局所的に話題になってる、壮くんの歌う主題歌。
「あの『きたず〜♪』って『来たはず』だったのね!」
「えっ? そうなの? 一体何だろうと思ってた」
えー? 私は最初から『来たはず』だと思って聞いてたよ? Hがはっきり聞えないけど、歌詞の文脈からどう考えてもそうでしょう。
と、言ったらば。
「そうか、わたるくんで鍛えられてるのね」
しみじみ言われました。
……ひっどぉい。
と言う訳で(何が?)『さすらいの果てに』感想の続き。
もしかしたら、
「戦場で再会するジェフリーとクレイトン。何故か援軍として現れたクレイトンに、親の敵だと信じていたジェフリーは戸惑う。しかし、ふとしたことでジェフリーはクレイトンの所持品に動かぬ証拠を発見し……」
とか、
「戦死したと思われたジェフリーは生きていた。しかし彼は記憶を失っていた。看護婦・クレアとの淡い恋。しかし証拠を握られたと思いジェフリーを狙うクレイトンの姿に、彼は記憶を取り戻す。彼はクレアに別れを告げ、父の汚名を晴らしエレノアの元に帰るためイギリスに向かうのだった」
とか、
そーゆーエピソードが削られて残骸だけ残っちゃってるんじゃないですかね?
そんな邪推をするくらい、めちゃくちゃなストーリー、思い込み人格崩壊ヒーローでした。
いや、トンデモ話として面白いんだけど。
1幕の後は「うわーひでー」と思ったけど、2幕後には「すげー面白い、もう1回見てもいいかも」と思うくらい面白かったけど。
ただ、ちょっとひっかかるのは人死にが多いことかなー。エドウィンもクレイトンも、ついでにちょい役のエリック(イギリス軍スパイ)も、別に死ななくても話は成立すると思うんだが。笑い飛ばす方向で楽しんじゃってるだけに、その辺がちょっと後味悪かったです。
(いや、笑ってるのはあんたの勝手だから! 元々これはシリアスなんだから!)
以下キャスト感想。
ジェフリー:壮くん
主演作に恵まれない男。
同情するけど、とんでもない作品を力技で盛り上げるのもタカラヅカスターの条件だ。がんばれー。
エレノア:リサちゃん
かーわいー。
いや『送られなかった手紙』の、壮くんドミトリーの愛のない妻が印象強いもんで、正統派ヒロインぶりにぴっくり。きれいだしかわいいし、上手い。
エドウィン:かなめくん。
かっこいーっ!
いや、綺麗な子だとは思っていたけど、こんなにかっこよかったなんて!!
ジェフリーの上官で、無頼で斜に構えた大人の男。ちゃんと壮くんの上官に見えた。前を開けて着崩した軍服が色っぽいぞ。
恋人・ナキア(神麗花ちゃん)とのラブシーンも大人っぽく色っぽく、びっくりだ。
クレイトン:緒月くん
登場シーン、なかなかかっこいいじゃんと思っていたら、隣で緑野さんが笑ってました。ただ歩いてるだけなのに。
いや、確かに無表情にかっこつけて精一杯大人の男を演じようと頑張ってるなあ、とは思いましたが(笑)。
その後も太い声恐い顔で意味深な敵役頑張ってやってんなー、と思いましたが。
が。
己の死期を察しベッドに横たわるクレイトン。冤罪の証拠を教え「これで気が済んだか」と言うクレイトン。
……その姿に、クロード先生(長い春の果てに)の幻影を見ましたっ!
いや、話めちゃくちゃなんだけどな(苦笑)。
それでも客席で一人震撼してました。
神様仏様劇団様、お願いです。
どうか彼をこのまま二枚目路線系男役として育ててください。
でかくてごつい骨太系二枚目も大切に(祈)。
「あの『きたず〜♪』って『来たはず』だったのね!」
「えっ? そうなの? 一体何だろうと思ってた」
えー? 私は最初から『来たはず』だと思って聞いてたよ? Hがはっきり聞えないけど、歌詞の文脈からどう考えてもそうでしょう。
と、言ったらば。
「そうか、わたるくんで鍛えられてるのね」
しみじみ言われました。
……ひっどぉい。
と言う訳で(何が?)『さすらいの果てに』感想の続き。
もしかしたら、
「戦場で再会するジェフリーとクレイトン。何故か援軍として現れたクレイトンに、親の敵だと信じていたジェフリーは戸惑う。しかし、ふとしたことでジェフリーはクレイトンの所持品に動かぬ証拠を発見し……」
とか、
「戦死したと思われたジェフリーは生きていた。しかし彼は記憶を失っていた。看護婦・クレアとの淡い恋。しかし証拠を握られたと思いジェフリーを狙うクレイトンの姿に、彼は記憶を取り戻す。彼はクレアに別れを告げ、父の汚名を晴らしエレノアの元に帰るためイギリスに向かうのだった」
とか、
そーゆーエピソードが削られて残骸だけ残っちゃってるんじゃないですかね?
そんな邪推をするくらい、めちゃくちゃなストーリー、思い込み人格崩壊ヒーローでした。
いや、トンデモ話として面白いんだけど。
1幕の後は「うわーひでー」と思ったけど、2幕後には「すげー面白い、もう1回見てもいいかも」と思うくらい面白かったけど。
ただ、ちょっとひっかかるのは人死にが多いことかなー。エドウィンもクレイトンも、ついでにちょい役のエリック(イギリス軍スパイ)も、別に死ななくても話は成立すると思うんだが。笑い飛ばす方向で楽しんじゃってるだけに、その辺がちょっと後味悪かったです。
(いや、笑ってるのはあんたの勝手だから! 元々これはシリアスなんだから!)
以下キャスト感想。
ジェフリー:壮くん
主演作に恵まれない男。
同情するけど、とんでもない作品を力技で盛り上げるのもタカラヅカスターの条件だ。がんばれー。
エレノア:リサちゃん
かーわいー。
いや『送られなかった手紙』の、壮くんドミトリーの愛のない妻が印象強いもんで、正統派ヒロインぶりにぴっくり。きれいだしかわいいし、上手い。
エドウィン:かなめくん。
かっこいーっ!
いや、綺麗な子だとは思っていたけど、こんなにかっこよかったなんて!!
ジェフリーの上官で、無頼で斜に構えた大人の男。ちゃんと壮くんの上官に見えた。前を開けて着崩した軍服が色っぽいぞ。
恋人・ナキア(神麗花ちゃん)とのラブシーンも大人っぽく色っぽく、びっくりだ。
クレイトン:緒月くん
登場シーン、なかなかかっこいいじゃんと思っていたら、隣で緑野さんが笑ってました。ただ歩いてるだけなのに。
いや、確かに無表情にかっこつけて精一杯大人の男を演じようと頑張ってるなあ、とは思いましたが(笑)。
その後も太い声恐い顔で意味深な敵役頑張ってやってんなー、と思いましたが。
が。
己の死期を察しベッドに横たわるクレイトン。冤罪の証拠を教え「これで気が済んだか」と言うクレイトン。
……その姿に、クロード先生(長い春の果てに)の幻影を見ましたっ!
いや、話めちゃくちゃなんだけどな(苦笑)。
それでも客席で一人震撼してました。
神様仏様劇団様、お願いです。
どうか彼をこのまま二枚目路線系男役として育ててください。
でかくてごつい骨太系二枚目も大切に(祈)。
コメント