東京に来た途端花粉症が発症しました。東京恐るべし。
月エリザ楽、さえちゃんさよならなのに何故東京なんぞにいるかと言うと。

本日は、サトリちゃんドリーさんとデートでした。
楽しくランチして、サトリちゃん変身写真4連発とかケロさん写真集とか、見せてもらいました。
ケロさんは本当に美しくかっこよくステキでため息しきり。
お茶会の日の空気がよみがえる。人によって感じ方は違うけれど、私にとっては静謐で暖かく優しい空気だった。
あれからどのくらいたったんだ? 3ヶ月とちょっとか。長いような短いような。

ちなみにサトリちゃんの変身写真に対しては、ドリーさんの感想も「ふつーにジェンヌさんにいそう」でした(笑)。

ランチの後はサトリちゃんと新国立劇場『コジ・ファン・トゥッテ』。
何で二人でオペラかって言うと『タック』楽当日券並びの日が、ちょうどこれの発売日だったんですな。で、どーせ朝早く来てるんだからこっちも取るか、と博品館のぴあで2枚購入。

オペラの内容についてはまた後で書くとして、サトリちゃんオペラ初体験の感想。
「お話に突っ込んじゃいけないんですね」
そう、それがオペラだ。
特に『コジ』は、ちょっと変装しただけで自分の恋人が見分けられなくなる、と言うとんでもねー設定を受け入れないと成り立たない話ですからね。あの狂人ばかりの『鳳凰伝』も、原作どおりなんで私は何の違和感もありませんでした。
「ソロ、長いですねー、眠くなりました」
そう、それがオペラだ。
まあ、時代が下るほど展開はスピーディになるんだけどな。モーツアルトはまだゆったりした時間の流れだよな。ストーリーも大事だが歌手の歌を聞き技量を楽しむのも一興。これがもうちょい前のバロックオペラだと、本当に歌の合間にストーリーが展開してるから。

そして。
「登場人物6人で、バウでやれそうな話ですよね」
来た来た。ヅカファンらしい感想だ。で、キャスティングは?
「ケロしぃで見たいです」
そ、そう来るか! さすがサトリちゃん!
「何か悪いですか?」
いや、悪くないけど、それ……もう実現しないじゃん?
「いーじゃないですか! どうせ実現しないんだから夢くらい見たって!」
そうか。そうだよな。
夢見るのはタダだ。私も見たいよ。

と言う訳で、サトリちゃんリクエストに従いヒロイン二人はうめみなみ。
デスピーナは仙堂さん。アルフォンソ先生は立さんで。

えーと、主役二人はやっぱり、グリエルモ=ケロ、フェルランド=しぃですよね。
ヒロイン姉妹のうち妹ドラベッラを余裕で陥落させるグリエルモは、ケロさんにフェロモンたっぷりに演っていただくと。
ドラベッラに裏切られた自棄も手伝って激情的に姉フィオルディリージを口説くフェルランドは、しぃちゃん。

姉妹は、うめみなみなら。
フィオルディリージはうめちゃんの方かな。お堅いと言うより奥手なイメージで。
じゃ、ドラベッラがみなみちゃんか。
姉妹、と言うのはちょっと違う気もするが、二人の並びはいいかも。うめちゃんが姉に違和感あるなら姉妹を入れ替えたっていいんだし。あてがきあてがき。
ケロさんとのいちゃいちゃ、見たいしな(笑)。

ラストはどうしようかな。
ヅカでやるなら、私ならこうするな。
二組のカップルは元の鞘に戻らない。
シニカルな初老の哲学者、アルフォンソの策略は女性の愛の不変を否定しそれを信じる青年たちを嘲笑うものだったけれど。
けれどアルフォンソの仕掛けたゲームの中、彼らは本当に自分にふさわしい恋人、魂の片割れが誰であったか気付く。
先入観を捨てて、自分に正直になって、グリエルモとドラベッラ、フェルランドとフィオルディリージ、二組のカップルが結ばれて、ハッピーエンド。
愛を信じるナイーヴな若者を冷笑した老人は、逆に彼らの幸せに手を貸してしまったことになってうっちゃられるおはなし。

って言うんでどうでしょうサトリさん(笑)。
いや、ただ単に場面場面を脳内上演するだけで十分楽しいけどな。
冒頭のグリエルモとフェルランド(+アルフォンソ)のやりとりだけで十分かもしれん(笑)。
舞台は潮風吹くナポリ、18世紀末コスプレ。出征する(ウソだけど)場面では軍服着て腰にサーベル吊してもらうわ。
うっとりだ。(勝手にやってろと言われそうだがそうさせていただきます)

……何のことやらわからないネタを書いてるのは自覚してますが。
もし万が一元ネタが気になる人はてきとーにぐぐってみればあらすじ出てくると思います(うわー不親切)。

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