字数が足りなくなったので、続き。

四季版オリジナルキャラ、ラダメスの父ゾーザー。
息子を王女と結婚させファラオを亡き者にし国の実権を握ろうとする宰相。
美形中年悪役っつーか、息子よりかっこいい(笑)。黒服に赤いライン、お付きのダンサーたちも同じ衣装で踊る踊る、これまたかっこいい。
歌も、張りのある高音が邪悪っぽくてかっこよかったなあ。オペラで出すとしたらキャラクターテノールがいいなあ。松浦健で。ヅカだったらハマコとか英真組長にくどく濃くやってほしいなあ(……今一気に「かっこいい」の信憑性が落ちたような気がする)。

もう一人オリジナル、メレブ。ヌビア王家に使えていた家の息子だが子供の頃に奴隷としてエジプトに連れてこられ、ラダメスに命を救われ彼の家に仕える。アイーダとヌビア人たちを結びつける役割。
小柄ではしっこく要領よく、コミカルでシニカルな若者。でも実は祖国への思いは熱い。こういうキャラも好きなんですよねー。松浦健のもうちょっと若い頃だったらこっちだなあ。

ミュージカルなんだから楽曲とかダンスにも言及すべきところですが、そこまで意識が行かなかった。ヌビアの民とアイーダの場面は力強くてよいですが、やっぱり作りやすいのかな、こういう場面は。
(ちなみに。四季版が「エチオピア」でなく「ヌビア」としている理由は何なんでしょうね? 実在の国名を出さないよう配慮したとか?)

自分用メモとして、本日の配役。四季ってあんまり見たこと無いから、よくわかんないんだけども、アイーダとアムネリスはCD版と同じキャストなので、所謂表キャストなのかな。私としてはメレブとゾーザーが良かったです。

アイーダ:濱田めぐみ
アムネリス:佐渡寧子
ラダメス:福井晶一
メレブ:有賀光一
ゾーザー:大塚俊

明日で終わりなせいか、客席はテンション高めでした。リピーター多いんだろうな。スタンディングオベーションに乗り遅れた私(笑)。
そういう意味でもこのタイミングで見ておいてよかったかなと。

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