あのひとの声を聞くために。(宝塚歌劇チャリティコンサート@宝塚大劇場)
2005年1月17日 宝塚宝塚歌劇チャリティコンサート、行ってまいりました。
本当にひとりずつ持ち歌を歌うイベントでした。
練習が大変なのはわかるので、組を超えてとは言いませんが、せめてトップコンビのデュエットくらいあってもいいと期待したのですが。
ちょっと残念。
プログラムを書いておこうかな。
1.見上げてごらん夜の星を(和央、湖月、彩輝)
2.Life (バウ「The Last Party」より)(大和)
3.EVER GREEN(DS「Sweet&Chic」より)(霧矢)
4.八犬士のテーマ(バウ「里見八犬伝」より)(水)
5.Somewhere(「West Side Story」より)(樹里)
6.愛よその日まで(初風)
7.千の風になって(彩乃、宙組)
8.風になりたい(「国境のない地図」より)(和央、湖月、彩輝、宙組)
9.アムネリスの宣告(「王家に捧ぐ歌」より)(檀)
10.Home(「ファントム」より)(花総)
11.奇跡−大きな愛のように−(瀬奈)
12.心の翼(「テンダーグリーン」より)(安蘭)
13.はばたき(バウ「熱帯夜話」より)(彩輝)
14.世界に求む−王家に捧ぐ歌−(「王家に捧ぐ歌」より)(湖月)
15.Where in a World(「ファントム」より)(和央)
16.見上げてごらん夜の星を(全員)
思いつくまま箇条書き。
・入り口でペンライト(使い捨てのぱきっと折るやつ)が配られる。最後あたりで振れと言うことだな。
・「見上げてごらん夜の星を」大階段にトップ3人並び。和央さんを真ん中にワタさんとさえちゃん。和央さんの隣にワタさんがいると、昔の宙組みたいだ。
・「宝塚チャリティコンサート」の看板(司会(未沙、出雲)トークの時に上から吊られている)のデザインがめまいがするほどダサい。
・黙祷。
・トップバッタータニちゃんの「Life」が気合が入りすぎてすごいことになっていた。テンション高。いやそれも芸風と思えば私は好きですが。
・って、緑野さんとデイジーさん肩震わせて笑ってたのか。タニちゃん見るのに一生懸命で全然気づかなかったよ。そんなにおかしかった?
・水くんの八犬伝主題歌はちょっと選曲がアレだ。他のみんなは愛とか人生とかそんな感じのバラード系なのに。
・更にバックの電飾もひときわ派手になっている。草野氏(演出構成)の愛?
・つーか、いっそアオセトナさまで「欲しいものを言ってごらん」「ついておいでこの私に」と歌ってもらい、その間募金箱を持った下級生がお布施を集めればよいのにという案が(やらねーよ)。
・樹里、ガイチは流石に上手い。
・とは言えガイチさんの「愛よその日まで」ヤマト新たなる旅立ちの主題歌をこんなに高らかに歌われるとは。ちょっとびびる。
・瀬奈さんのさだまさし(「奇跡−大きな愛のように−」)も微妙な気が。
・檀ちゃーん!!(ドレス姿を拝むだけで眼福。去年の花組特出時に着てたような濃いピンクの総スパンのドレスですが、同じかなあ)
・とうこさん、白い衣裳(デザインは各組2番手+専科さんお揃いで色違い)。いや、白いとうこさん久々に見た気が。キレイだステキだ。
・銀橋を渡っていい人とダメな人の差は? 男役で銀橋に出てないのは水くん、きりやん、タニちゃんだけじゃん。みんな出してやればいいのに。
・震災復興のスライドは阪急電鉄の宣伝企画でした。阪急の駅しか映さないって、どうなのそれ。
・最後全員集合。せめてワタ檀を隣同士に並べろーっ!!(暴動起こす勢いで)
どこまでも学年順にすりゃいいってもんじゃないだろう。わかってない、わかってないよ歌劇団!
ワタさんは「世界に求む」でした。
衣裳は『ドルチェ・ヴィータ!』フィナーレの衣裳の羽なしバージョン。
何だか、ものすごく懐かしかった。単純に「羽がないとこう見えるんだー」って感心してた部分もありますが。
最初はオペラでかじりついてましたが、途中で降ろしました。
手に力が入りすぎてオペラ壊すんじゃないかと思ったから(笑)。
私はこのためにここに来たんだと実感する瞬間でした。
去年さんざん見てたし、声も聞いてたんだけどな(苦笑)。
でも、緑野さんのお友達のデイジーちゃんも、水くんの時に涙ぐんだって言ってたし、そういうもんなんだろう。
好きな人の声を聞くために、ここに来ました、と。
最後は「見上げてごらん夜の星を」を全員で。
途中、さえちゃんが「皆様ライトをつけてください」みたいなことを言ったのですが、実はそのとき気の利く観客一同は既にペンライトをつけて歌に合わせて振っていました。
場内大爆笑。
ま、仕方ないよな、段取りだもんな。
さえちゃんが言わないと、あとの人も困るしな。
つーか、かわいいぞさえちゃん。
客席の皆様もご一緒に、と言うことで、私も歌いました。
だって、ワタさんと一緒に声を合わせて歌えるんだよ? そんな機会二度とないかもしれないよ?
機会は享受せねば(笑)。
終演後は、緑野さんと、ハイディさんご夫妻と夕食をご一緒しました。
お店の前に展示してあった、震災当時の花の道の写真を見ました。
……大変だったんだなあ。
私は、そのときは関東にいたから、当時のことは知らない、語る言葉もないけれど。
好きな人の声を聞きに来た、と書いておきながら。
このコンサートの主旨に一番あっていたのは、かなみちゃんが宙組のみなさんをコーラスに歌う「千の風になって」だったと思う。
私の墓の前で泣かないで、私はそこに眠ってはいないから、私は千の風になって空を吹き渡っています、という歌。
ただ単に持ち歌を歌う、のではなくて「この企画のために準備しました」というステージでした。
気になったのでちょっと調べました。
新井満と言う人が、友人の妻の追悼のために、作者不明の英詩を翻訳して曲をつけたものだそうです。
映画にもなってるらしいですな。
白いドレスが似合うかなみちゃんのしっとりした歌声と聖母のような笑顔(神々しいと言うより、生身の聖母)、そして同じく白いドレスの娘役たち、黒燕尾の男役たちの清潔で救済感のある、いい歌、いい舞台でした。
本当にひとりずつ持ち歌を歌うイベントでした。
練習が大変なのはわかるので、組を超えてとは言いませんが、せめてトップコンビのデュエットくらいあってもいいと期待したのですが。
ちょっと残念。
プログラムを書いておこうかな。
1.見上げてごらん夜の星を(和央、湖月、彩輝)
2.Life (バウ「The Last Party」より)(大和)
3.EVER GREEN(DS「Sweet&Chic」より)(霧矢)
4.八犬士のテーマ(バウ「里見八犬伝」より)(水)
5.Somewhere(「West Side Story」より)(樹里)
6.愛よその日まで(初風)
7.千の風になって(彩乃、宙組)
8.風になりたい(「国境のない地図」より)(和央、湖月、彩輝、宙組)
9.アムネリスの宣告(「王家に捧ぐ歌」より)(檀)
10.Home(「ファントム」より)(花総)
11.奇跡−大きな愛のように−(瀬奈)
12.心の翼(「テンダーグリーン」より)(安蘭)
13.はばたき(バウ「熱帯夜話」より)(彩輝)
14.世界に求む−王家に捧ぐ歌−(「王家に捧ぐ歌」より)(湖月)
15.Where in a World(「ファントム」より)(和央)
16.見上げてごらん夜の星を(全員)
思いつくまま箇条書き。
・入り口でペンライト(使い捨てのぱきっと折るやつ)が配られる。最後あたりで振れと言うことだな。
・「見上げてごらん夜の星を」大階段にトップ3人並び。和央さんを真ん中にワタさんとさえちゃん。和央さんの隣にワタさんがいると、昔の宙組みたいだ。
・「宝塚チャリティコンサート」の看板(司会(未沙、出雲)トークの時に上から吊られている)のデザインがめまいがするほどダサい。
・黙祷。
・トップバッタータニちゃんの「Life」が気合が入りすぎてすごいことになっていた。テンション高。いやそれも芸風と思えば私は好きですが。
・って、緑野さんとデイジーさん肩震わせて笑ってたのか。タニちゃん見るのに一生懸命で全然気づかなかったよ。そんなにおかしかった?
・水くんの八犬伝主題歌はちょっと選曲がアレだ。他のみんなは愛とか人生とかそんな感じのバラード系なのに。
・更にバックの電飾もひときわ派手になっている。草野氏(演出構成)の愛?
・つーか、いっそアオセトナさまで「欲しいものを言ってごらん」「ついておいでこの私に」と歌ってもらい、その間募金箱を持った下級生がお布施を集めればよいのにという案が(やらねーよ)。
・樹里、ガイチは流石に上手い。
・とは言えガイチさんの「愛よその日まで」ヤマト新たなる旅立ちの主題歌をこんなに高らかに歌われるとは。ちょっとびびる。
・瀬奈さんのさだまさし(「奇跡−大きな愛のように−」)も微妙な気が。
・檀ちゃーん!!(ドレス姿を拝むだけで眼福。去年の花組特出時に着てたような濃いピンクの総スパンのドレスですが、同じかなあ)
・とうこさん、白い衣裳(デザインは各組2番手+専科さんお揃いで色違い)。いや、白いとうこさん久々に見た気が。キレイだステキだ。
・銀橋を渡っていい人とダメな人の差は? 男役で銀橋に出てないのは水くん、きりやん、タニちゃんだけじゃん。みんな出してやればいいのに。
・震災復興のスライドは阪急電鉄の宣伝企画でした。阪急の駅しか映さないって、どうなのそれ。
・最後全員集合。せめてワタ檀を隣同士に並べろーっ!!(暴動起こす勢いで)
どこまでも学年順にすりゃいいってもんじゃないだろう。わかってない、わかってないよ歌劇団!
ワタさんは「世界に求む」でした。
衣裳は『ドルチェ・ヴィータ!』フィナーレの衣裳の羽なしバージョン。
何だか、ものすごく懐かしかった。単純に「羽がないとこう見えるんだー」って感心してた部分もありますが。
最初はオペラでかじりついてましたが、途中で降ろしました。
手に力が入りすぎてオペラ壊すんじゃないかと思ったから(笑)。
私はこのためにここに来たんだと実感する瞬間でした。
去年さんざん見てたし、声も聞いてたんだけどな(苦笑)。
でも、緑野さんのお友達のデイジーちゃんも、水くんの時に涙ぐんだって言ってたし、そういうもんなんだろう。
好きな人の声を聞くために、ここに来ました、と。
最後は「見上げてごらん夜の星を」を全員で。
途中、さえちゃんが「皆様ライトをつけてください」みたいなことを言ったのですが、実はそのとき気の利く観客一同は既にペンライトをつけて歌に合わせて振っていました。
場内大爆笑。
ま、仕方ないよな、段取りだもんな。
さえちゃんが言わないと、あとの人も困るしな。
つーか、かわいいぞさえちゃん。
客席の皆様もご一緒に、と言うことで、私も歌いました。
だって、ワタさんと一緒に声を合わせて歌えるんだよ? そんな機会二度とないかもしれないよ?
機会は享受せねば(笑)。
終演後は、緑野さんと、ハイディさんご夫妻と夕食をご一緒しました。
お店の前に展示してあった、震災当時の花の道の写真を見ました。
……大変だったんだなあ。
私は、そのときは関東にいたから、当時のことは知らない、語る言葉もないけれど。
好きな人の声を聞きに来た、と書いておきながら。
このコンサートの主旨に一番あっていたのは、かなみちゃんが宙組のみなさんをコーラスに歌う「千の風になって」だったと思う。
私の墓の前で泣かないで、私はそこに眠ってはいないから、私は千の風になって空を吹き渡っています、という歌。
ただ単に持ち歌を歌う、のではなくて「この企画のために準備しました」というステージでした。
気になったのでちょっと調べました。
新井満と言う人が、友人の妻の追悼のために、作者不明の英詩を翻訳して曲をつけたものだそうです。
映画にもなってるらしいですな。
白いドレスが似合うかなみちゃんのしっとりした歌声と聖母のような笑顔(神々しいと言うより、生身の聖母)、そして同じく白いドレスの娘役たち、黒燕尾の男役たちの清潔で救済感のある、いい歌、いい舞台でした。
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