タカラジェンヌというドリーム、あるいは罠。
2004年12月30日年末なので実家に帰りました。
母も星組東宝公演を見たとのこと。
本人は基本的にトップコンビくらいしか区別がつかず、目の前のものをただ喜んで見る人。が、誘ってくれた友達はどうせ見るなら予習をするタイプらしい。
「それで彼女はショーの水兵さんで誰かをチェックしていたのよ。でも水兵さんはいっぱいいたでしょう?」
そりゃそうだ、ロケットも水兵さんだしなぁ。で、誰?
「名前聞けば思い出すんだけど」
えーと。いきなり退団者じゃなんだなぁ、しおみまほ? 違うか。じゃ目立つとこで、ゆずきれおん? それも違う。じゃあ、えーと、えーと、
……たつきよう?
「そうそう、その人!」
どんがらがっしゃん←気持ちだけ椅子から落ちる音。
「最近関西に旅行したとき、TVで見たらしいのよ(スカステつきのホテル? 何見たんだ。ナウオン? まさかそれどうじゃあるまいし。あ、カフェブレイクの可能性も?)。
それですごく感じが良かったって(そうかやっぱり素顔落ちか!)。ここにほくろがあったって言うけど(すげー細かいことを)そんなの舞台じゃわからないものねぇ」
モップ持ってる場面の真ん中にいた人、と言っても母は憶えていませんでした。
私もその人割と好き、と言いましたが聞き流されました。(母が好きなのはすみれさま、その前はリカさん。私とは好みが違うらしい・笑)
しかし、母の友人はたつきようさんのことを来年夏まで憶えていてくれるだろうか。
今度帰省するときはポストカードの1枚でも土産に買って帰ろうかとひそかに悩む私でした(笑)。
さて、前振りはこのくらいにして(前振りだったのか)。
「宝塚と私」この一年を振り返る・第2弾(何だそれ)。
この怒濤の嵌り方のきっかけは昨日の日記にも書いたとおり一年前の12月29日ですが、もうひとつ深みに嵌ったと思ったのは12月5日の茶会でした。
ジェンヌさんのオフ姿に興味は無い、まず第一義的に舞台姿。入り出くらいなら見たいけど、オフに女の子らしさが見えると引く、と言うのが私の基本スタンス。
でもヅカファン1年生、お茶会というものには興味がある。
この人のなら行ってみたいかなぁ。割と好きだし、外部出演の話も本人の口から聞いてみたいし、初めてのディナーショーもこの人だから、それとそろえるのもなんとなく面白い(ちなみに二度目のディナーショーも二度目のお茶会もケロさん……)。
それに私、どういう訳かこの人のオフ姿はきれーなおねーさんでもあんまり引かないから、素で喋られても大丈夫だろう。
そしたら。
……大丈夫どころか、ものすごい破壊力でした。
運命的な出会いをしたサトリちゃんと二人「かわいいー」を連発し、しあわせを反芻しつつ。
でも、夢が覚め始めてからはずーっと、これって何なんだろうと考えていました。
理屈抜きのしあわせなんてやさぐれた大人には一週間と保たないもので。
冷静に考えると。
これって、全然特別なことじゃないんだろうなあ。
今まで、あちこちのサイトのお茶会報告や掲示板で、オフのジェンヌさんをかわいいとかきれいとかきゃーきゃー言ってるのを「ふーん?(語尾上げ)」と眺めていたけれど。
そういう光景をよく見るってことは、ジェンヌさんのファンになる上で、そのくらい一般的なことなんだろう。
(ちなみにその頃そう見ていたのは、とうこさんとかまとぶんとか、過去ではリカさんとかのサイトだった気が。そういう人たちと一緒にするんですか、というつっこみが皆無とは思ってませんが、警戒してない分破壊力大きいかもしれんぞ(笑))
特別なことじゃない、と言うより。
舞台姿を「かっこいー」と言い、オフを「かわいいー」と愛でる。
むしろそれこそが、ジェンヌさんに嵌る醍醐味かもしれない。
他ジャンルでは味わえない感覚だからなぁ(苦笑)。
世間一般的には、男役に対してはただ「かっこいい」と言うのが、わかりやすい感覚だと思います。
それだけじゃないところがわかってしまったと言うのは、やはり確実に、ヅカファンとして一歩深みに嵌ったと(笑)。
つーか、舞台上ではいい男やかっこいいおにーさんで、オフではきれいだったりかわいかったりするおねーさんって、ある意味最強の生き物じゃん!(爆)
タカラジェンヌと言うドリーム、あるいは罠。
で、ここまで考えると。
あの多幸感、この好きになり方って「初めてのお茶会マジック」かもしれない、と。
ジェンヌさんのファンと一緒にその人のオフ姿を共有する、お茶会という特異体験が、初めてだったから。嫌な言い方をすると、誰でも良かった、誰のお茶会でも同じ現象が起こったのではないかと。
それを確かめることは不可能だけれども(初めてのお茶会は一度だけ)。
まあ、でも「誰でも良かった、でも君だった」と言うことで(爆)(こんな名台詞をこんなとこで借用してすみません)。
ちなみに、ワタさんに対しては相変わらず舞台姿基本、入り出もその男前っぷりに惚れていますが、あと半分の魅力を見逃している、と言う気はあまりしないです。
あの人のウルトラハイパーな男前っぷりはファンタジーでイリュージョンだから。それだけで十二分な気がする。多分ご本人はかなり女の子らしいところがある人だと思いますが、あれだけ作りこんで男役を魅せてくれていることに感謝しています。
ま、1回くらいはお茶会とか行ってみたいかなあと思うし、そしたらまた全然違うことを語りだすかもしれませんが(笑)。
***
冬休み企画、知り合い以外からもメールをいただきました(大喜)。ありがとーございまーす。のちほどお返事書きますー。
母も星組東宝公演を見たとのこと。
本人は基本的にトップコンビくらいしか区別がつかず、目の前のものをただ喜んで見る人。が、誘ってくれた友達はどうせ見るなら予習をするタイプらしい。
「それで彼女はショーの水兵さんで誰かをチェックしていたのよ。でも水兵さんはいっぱいいたでしょう?」
そりゃそうだ、ロケットも水兵さんだしなぁ。で、誰?
「名前聞けば思い出すんだけど」
えーと。いきなり退団者じゃなんだなぁ、しおみまほ? 違うか。じゃ目立つとこで、ゆずきれおん? それも違う。じゃあ、えーと、えーと、
……たつきよう?
「そうそう、その人!」
どんがらがっしゃん←気持ちだけ椅子から落ちる音。
「最近関西に旅行したとき、TVで見たらしいのよ(スカステつきのホテル? 何見たんだ。ナウオン? まさかそれどうじゃあるまいし。あ、カフェブレイクの可能性も?)。
それですごく感じが良かったって(そうかやっぱり素顔落ちか!)。ここにほくろがあったって言うけど(すげー細かいことを)そんなの舞台じゃわからないものねぇ」
モップ持ってる場面の真ん中にいた人、と言っても母は憶えていませんでした。
私もその人割と好き、と言いましたが聞き流されました。(母が好きなのはすみれさま、その前はリカさん。私とは好みが違うらしい・笑)
しかし、母の友人はたつきようさんのことを来年夏まで憶えていてくれるだろうか。
今度帰省するときはポストカードの1枚でも土産に買って帰ろうかとひそかに悩む私でした(笑)。
さて、前振りはこのくらいにして(前振りだったのか)。
「宝塚と私」この一年を振り返る・第2弾(何だそれ)。
この怒濤の嵌り方のきっかけは昨日の日記にも書いたとおり一年前の12月29日ですが、もうひとつ深みに嵌ったと思ったのは12月5日の茶会でした。
ジェンヌさんのオフ姿に興味は無い、まず第一義的に舞台姿。入り出くらいなら見たいけど、オフに女の子らしさが見えると引く、と言うのが私の基本スタンス。
でもヅカファン1年生、お茶会というものには興味がある。
この人のなら行ってみたいかなぁ。割と好きだし、外部出演の話も本人の口から聞いてみたいし、初めてのディナーショーもこの人だから、それとそろえるのもなんとなく面白い(ちなみに二度目のディナーショーも二度目のお茶会もケロさん……)。
それに私、どういう訳かこの人のオフ姿はきれーなおねーさんでもあんまり引かないから、素で喋られても大丈夫だろう。
そしたら。
……大丈夫どころか、ものすごい破壊力でした。
運命的な出会いをしたサトリちゃんと二人「かわいいー」を連発し、しあわせを反芻しつつ。
でも、夢が覚め始めてからはずーっと、これって何なんだろうと考えていました。
理屈抜きのしあわせなんてやさぐれた大人には一週間と保たないもので。
冷静に考えると。
これって、全然特別なことじゃないんだろうなあ。
今まで、あちこちのサイトのお茶会報告や掲示板で、オフのジェンヌさんをかわいいとかきれいとかきゃーきゃー言ってるのを「ふーん?(語尾上げ)」と眺めていたけれど。
そういう光景をよく見るってことは、ジェンヌさんのファンになる上で、そのくらい一般的なことなんだろう。
(ちなみにその頃そう見ていたのは、とうこさんとかまとぶんとか、過去ではリカさんとかのサイトだった気が。そういう人たちと一緒にするんですか、というつっこみが皆無とは思ってませんが、警戒してない分破壊力大きいかもしれんぞ(笑))
特別なことじゃない、と言うより。
舞台姿を「かっこいー」と言い、オフを「かわいいー」と愛でる。
むしろそれこそが、ジェンヌさんに嵌る醍醐味かもしれない。
他ジャンルでは味わえない感覚だからなぁ(苦笑)。
世間一般的には、男役に対してはただ「かっこいい」と言うのが、わかりやすい感覚だと思います。
それだけじゃないところがわかってしまったと言うのは、やはり確実に、ヅカファンとして一歩深みに嵌ったと(笑)。
つーか、舞台上ではいい男やかっこいいおにーさんで、オフではきれいだったりかわいかったりするおねーさんって、ある意味最強の生き物じゃん!(爆)
タカラジェンヌと言うドリーム、あるいは罠。
で、ここまで考えると。
あの多幸感、この好きになり方って「初めてのお茶会マジック」かもしれない、と。
ジェンヌさんのファンと一緒にその人のオフ姿を共有する、お茶会という特異体験が、初めてだったから。嫌な言い方をすると、誰でも良かった、誰のお茶会でも同じ現象が起こったのではないかと。
それを確かめることは不可能だけれども(初めてのお茶会は一度だけ)。
まあ、でも「誰でも良かった、でも君だった」と言うことで(爆)(こんな名台詞をこんなとこで借用してすみません)。
ちなみに、ワタさんに対しては相変わらず舞台姿基本、入り出もその男前っぷりに惚れていますが、あと半分の魅力を見逃している、と言う気はあまりしないです。
あの人のウルトラハイパーな男前っぷりはファンタジーでイリュージョンだから。それだけで十二分な気がする。多分ご本人はかなり女の子らしいところがある人だと思いますが、あれだけ作りこんで男役を魅せてくれていることに感謝しています。
ま、1回くらいはお茶会とか行ってみたいかなあと思うし、そしたらまた全然違うことを語りだすかもしれませんが(笑)。
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冬休み企画、知り合い以外からもメールをいただきました(大喜)。ありがとーございまーす。のちほどお返事書きますー。
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