「クリスマスイブにようこそ」(星組東宝公演耽溺日記12/24)
2004年12月24日 宝塚本日のワタさんの掛け声は、
「クリスマスイブにようこそ」
……きゃあああーっ!!
すげーかっこいい、やっぱあの人スターだ。
いや、実際には声は上げなかったけど(笑)。でもここは嬌声を上げるべきところでしょう!!
うわーうれしい。クリスマスイブにここにいてよかった。
『ドルチェ・ヴィータ!』昨日は前方席で見て幕開きの水の精に怯えた私ですが、今日は舞台全体が見える席で「あ、あの人が世界の中心にいてくれる。なら大丈夫だ」とワタさんを見て思いました(何のことやら)。
出の姿も見たんですが、光沢のあるロングコートにサングラスの男前な姿で、会の人全員にプレゼントを配っていました。すごい人数だったんでその分長い間お姿を拝めました。その間1分に1回くらい「かっこいー」と繰り返していた私。いや本当に男前。
(ドリーさんのFCの人観察に相槌を打つ余裕も無い。だってそんなの見てる場合じゃないって!・笑)
出、しぃちゃんはサングラス無し。相変わらずにっこにこのさわやかさん。でも、昨日も今日も出、早いよね。多分この後お稽古なんだろうなぁ……。
さて。この日は色々とトラブルの多い公演でした。
「安禄山槍を奪われちゃった事件」
立ち回りで安禄山の槍を玄宗がつかむ場面。
ここで何と、安禄山が手を離してしまった!
固唾を呑みましたが、玄宗慌てずそのままの体勢で槍をキープ。安禄山は槍を取り戻し、立ち回りは無事続行。(ほっ)
ちなみにサトリちゃんは気づいていなかったらしくその話を聞いて絶叫。
「玄宗が槍を返さなければ国忠は死なないで済んだのにーっ!!」
……いや、君はそう言うと思っていたよ。
「楊貴妃かんざしがひっかかっちゃった事件」
ラスト、楊貴妃が玄宗に誓いの簪を渡す場面。
いつものように跪き簪をはずす楊貴妃……が、はずれない!
どうやら鬘にひっかかってしまった模様。歌はいつものように流れて急がないと間に合わない!
固唾を呑みましたが、ぎりぎりのタイミングではずせて簪は無事玄宗の手に。はずすとき髪が乱れてしまったようなのですが、それを優雅なしぐさで払った檀ちゃんが素敵でございました。
「水の精の落し物事件」
ショー、ワタさん大階段ポーズのシーン。
階段を下りてくると舞台床中央に1本の青い羽根。ちょうど踊ると踏みそうなところ。
はらはらしていたら、途中で檀ちゃんが拾いました。しばらく持ったまま踊る檀ちゃん。そしてかのちかちゃんにバトンタッチ。ちかちゃんはそれを袖に投げ入れようとし……たけど距離が足らずまだ舞台上。きんさんが拾って袖に投げ、今度こそ消えていきました。
花市場のセーラーケロしぃはすげー仲良しさんでした。肩を抱くわ腰に手を回すわ見つめ合って抱き合……いそうになるわ。
私が見た中では一番のいちゃつきっぷり。
今まで見られなかった公演の報告を聞いてうらやましく思っておりましたが、これだけ見られればいいや。悔いなしです。
路地裏のささやき、いつものみっこさんを待ち構えていたら、檀ちゃんの声で震撼。ふ、不意を衝かれた。
コーザノストラは腕を取るパターンでしょうか。下手席からは確認できず。でも、二人の距離がすごく近かった。何やらささやき交わしておりました。昨日の手つなぎに続きいいもん見ました。
ケロさんは今日もセンターパーツ。
ドルチェ・ヴィータに突き放された後の表情は、切ない、と言うより苦悶に満ちているようにすら私には見えます。前髪サラサラだと余計に少年めいて、切ない。
豪華客船のセーラー、しぃみらゆかがはけるところ「しぃちゃんがロケットに混ざろうとしてゆかりちゃんに怒られる。みらんくんはのんびり合いの手」と言う役割分担が定着したようですな。かわいい(笑)。ここは下手が美味しい。
この場面の最後銀橋に出てくる前、舞台上に全員揃うところ。ここ、しぃちゃんとゆかりちゃんが一緒に出てきて何やら指差し確認しているのも楽しい(照明が明るくなる前から注目している奴)。しぃちゃんはとっとこ銀橋へ。ゆかりちゃんは残ってみなさんに挨拶しつつ見送るのがまたかわいい。
芝居は、テンションが上がってきてます。
でも、ここテンション上げてもしょうがないから!ってとこまで上がってます(苦笑)。
オウム献上〜ペルシャの国使のところが熱くても、ねぇ。特に、玄宗の愚痴は、あんまり熱く言われても……。お願いだからさらっと流させてくれ(泣)。
あと緑野さんの日記読んで実感しましたが、高力士の台詞って無駄、むしろ邪魔が多いよねー。
帰りはサトリちゃんと二人で蕎麦屋で夕飯。
「国忠さんも、東宝半ばくらいでパターン出尽くして新発見は無くなったよねぇ」
「そうですねぇ。まあそれが多少派手になったりタイミングが変わったりするくらいで。それなのに私、どうして目が離せないんでしょう?」
「……かっこいいからじゃない?」
一瞬の沈黙。
「かっこいいですよ!」
「かっこいい、いやマジかっこいいって!」
「めちゃくちゃかっこいいー!」
……贔屓が同じ人と話すって楽しいなあ(爆)。
あと何を話したっけ。「ケロしぃを堪能した奇跡、神様ありがとう」「こんないいもん何でみんな見てないんだろう。我々だけで独占しちゃっていいのか、独占禁止法にひっかかるんじゃないのか」とかべらべら喋っていたような気が。
こんなことばかり言っている我々にいつも冷たいドリーさんですが、昨日のたまわれました。
「君たちと会わなければ、しぃちゃんなんて全然見なかった」
しぃちゃんのことでわーわーきゃーきゃーはしゃいだり心配したりうるさいサトリちゃんと私に、嘆息交じりで。
「でも、おかげでケロちゃんがあんなに愛してる人のことを知ることが出来てよかったわ」
愛してるって…それはありなのか。
あー、そういうことなのか。キャラに対する腐女子発言はNGでも、ケロさんが同僚(とか後輩とかお友だち)を大好き、と言うのはありってことなのか。
そんでもって、ドリーさんはそんな愛に溢れたケロさんを愛しているんだ。公私混同ぶりがいとしい、って。
目ウロコ。上手く言えないけど、すごく腑に落ちた。
……つーか、どんな形ででも、きゃーきゃーうるさい我々がただのご迷惑でなくてよかったです……。
話は公演の話に戻って。
昨日から誰に対してもかっこいいしか言ってないような気もしますが、最近みっこさんがかっこよくてなりません(変な日本語)。
いや、李林甫、かっこいいよね。眉根にしわを寄せるさまとかもう最高じゃないですか。ショーのセレブもお気に入りです。
豪華客船でのデュエットダンスはケロさんとの対比が柔と剛という感じで素敵です。いや、いい男。
「耽溺」って『ドルチェ・ヴィータ!』に実にふさわしい言葉だなあ、と我ながら思う今日この頃です。
「クリスマスイブにようこそ」
……きゃあああーっ!!
すげーかっこいい、やっぱあの人スターだ。
いや、実際には声は上げなかったけど(笑)。でもここは嬌声を上げるべきところでしょう!!
うわーうれしい。クリスマスイブにここにいてよかった。
『ドルチェ・ヴィータ!』昨日は前方席で見て幕開きの水の精に怯えた私ですが、今日は舞台全体が見える席で「あ、あの人が世界の中心にいてくれる。なら大丈夫だ」とワタさんを見て思いました(何のことやら)。
出の姿も見たんですが、光沢のあるロングコートにサングラスの男前な姿で、会の人全員にプレゼントを配っていました。すごい人数だったんでその分長い間お姿を拝めました。その間1分に1回くらい「かっこいー」と繰り返していた私。いや本当に男前。
(ドリーさんのFCの人観察に相槌を打つ余裕も無い。だってそんなの見てる場合じゃないって!・笑)
出、しぃちゃんはサングラス無し。相変わらずにっこにこのさわやかさん。でも、昨日も今日も出、早いよね。多分この後お稽古なんだろうなぁ……。
さて。この日は色々とトラブルの多い公演でした。
「安禄山槍を奪われちゃった事件」
立ち回りで安禄山の槍を玄宗がつかむ場面。
ここで何と、安禄山が手を離してしまった!
固唾を呑みましたが、玄宗慌てずそのままの体勢で槍をキープ。安禄山は槍を取り戻し、立ち回りは無事続行。(ほっ)
ちなみにサトリちゃんは気づいていなかったらしくその話を聞いて絶叫。
「玄宗が槍を返さなければ国忠は死なないで済んだのにーっ!!」
……いや、君はそう言うと思っていたよ。
「楊貴妃かんざしがひっかかっちゃった事件」
ラスト、楊貴妃が玄宗に誓いの簪を渡す場面。
いつものように跪き簪をはずす楊貴妃……が、はずれない!
どうやら鬘にひっかかってしまった模様。歌はいつものように流れて急がないと間に合わない!
固唾を呑みましたが、ぎりぎりのタイミングではずせて簪は無事玄宗の手に。はずすとき髪が乱れてしまったようなのですが、それを優雅なしぐさで払った檀ちゃんが素敵でございました。
「水の精の落し物事件」
ショー、ワタさん大階段ポーズのシーン。
階段を下りてくると舞台床中央に1本の青い羽根。ちょうど踊ると踏みそうなところ。
はらはらしていたら、途中で檀ちゃんが拾いました。しばらく持ったまま踊る檀ちゃん。そしてかのちかちゃんにバトンタッチ。ちかちゃんはそれを袖に投げ入れようとし……たけど距離が足らずまだ舞台上。きんさんが拾って袖に投げ、今度こそ消えていきました。
花市場のセーラーケロしぃはすげー仲良しさんでした。肩を抱くわ腰に手を回すわ見つめ合って抱き合……いそうになるわ。
私が見た中では一番のいちゃつきっぷり。
今まで見られなかった公演の報告を聞いてうらやましく思っておりましたが、これだけ見られればいいや。悔いなしです。
路地裏のささやき、いつものみっこさんを待ち構えていたら、檀ちゃんの声で震撼。ふ、不意を衝かれた。
コーザノストラは腕を取るパターンでしょうか。下手席からは確認できず。でも、二人の距離がすごく近かった。何やらささやき交わしておりました。昨日の手つなぎに続きいいもん見ました。
ケロさんは今日もセンターパーツ。
ドルチェ・ヴィータに突き放された後の表情は、切ない、と言うより苦悶に満ちているようにすら私には見えます。前髪サラサラだと余計に少年めいて、切ない。
豪華客船のセーラー、しぃみらゆかがはけるところ「しぃちゃんがロケットに混ざろうとしてゆかりちゃんに怒られる。みらんくんはのんびり合いの手」と言う役割分担が定着したようですな。かわいい(笑)。ここは下手が美味しい。
この場面の最後銀橋に出てくる前、舞台上に全員揃うところ。ここ、しぃちゃんとゆかりちゃんが一緒に出てきて何やら指差し確認しているのも楽しい(照明が明るくなる前から注目している奴)。しぃちゃんはとっとこ銀橋へ。ゆかりちゃんは残ってみなさんに挨拶しつつ見送るのがまたかわいい。
芝居は、テンションが上がってきてます。
でも、ここテンション上げてもしょうがないから!ってとこまで上がってます(苦笑)。
オウム献上〜ペルシャの国使のところが熱くても、ねぇ。特に、玄宗の愚痴は、あんまり熱く言われても……。お願いだからさらっと流させてくれ(泣)。
あと緑野さんの日記読んで実感しましたが、高力士の台詞って無駄、むしろ邪魔が多いよねー。
帰りはサトリちゃんと二人で蕎麦屋で夕飯。
「国忠さんも、東宝半ばくらいでパターン出尽くして新発見は無くなったよねぇ」
「そうですねぇ。まあそれが多少派手になったりタイミングが変わったりするくらいで。それなのに私、どうして目が離せないんでしょう?」
「……かっこいいからじゃない?」
一瞬の沈黙。
「かっこいいですよ!」
「かっこいい、いやマジかっこいいって!」
「めちゃくちゃかっこいいー!」
……贔屓が同じ人と話すって楽しいなあ(爆)。
あと何を話したっけ。「ケロしぃを堪能した奇跡、神様ありがとう」「こんないいもん何でみんな見てないんだろう。我々だけで独占しちゃっていいのか、独占禁止法にひっかかるんじゃないのか」とかべらべら喋っていたような気が。
こんなことばかり言っている我々にいつも冷たいドリーさんですが、昨日のたまわれました。
「君たちと会わなければ、しぃちゃんなんて全然見なかった」
しぃちゃんのことでわーわーきゃーきゃーはしゃいだり心配したりうるさいサトリちゃんと私に、嘆息交じりで。
「でも、おかげでケロちゃんがあんなに愛してる人のことを知ることが出来てよかったわ」
愛してるって…それはありなのか。
あー、そういうことなのか。キャラに対する腐女子発言はNGでも、ケロさんが同僚(とか後輩とかお友だち)を大好き、と言うのはありってことなのか。
そんでもって、ドリーさんはそんな愛に溢れたケロさんを愛しているんだ。公私混同ぶりがいとしい、って。
目ウロコ。上手く言えないけど、すごく腑に落ちた。
……つーか、どんな形ででも、きゃーきゃーうるさい我々がただのご迷惑でなくてよかったです……。
話は公演の話に戻って。
昨日から誰に対してもかっこいいしか言ってないような気もしますが、最近みっこさんがかっこよくてなりません(変な日本語)。
いや、李林甫、かっこいいよね。眉根にしわを寄せるさまとかもう最高じゃないですか。ショーのセレブもお気に入りです。
豪華客船でのデュエットダンスはケロさんとの対比が柔と剛という感じで素敵です。いや、いい男。
「耽溺」って『ドルチェ・ヴィータ!』に実にふさわしい言葉だなあ、と我ながら思う今日この頃です。
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