今更ながら12日の観劇記。

午前午後公演、ダブルヘッダーしました。午前は1階後方下手端、午後は2階前方上手端、という対照的な席で。午後は農協貸切でしたが無事潜入。らっきー。

芝居のこと。

さすが農協、拍手や笑いのタイミングがいちいち面白かった。一番ウケたのは楊貴妃が杯をくわえて舞うところで笑いが起きたこと。そ、そうか、そこ笑うところか。

今回初めて気づいたんですが、楊貴妃が太真と呼ばれているのを拗ねる場面、玄宗の腕の中で相手の胸板を掌でぱんぱんと叩いてるんですね。駄々っ子のように。うわー、可愛いと言うか何と言うか。玄宗はめろめろになるだろうこれ。さすが楊貴妃。

「思うは太真とともに」のところで、陳玄礼のゴホゴホという誤魔化しが無くなってました。サトリちゃんによると木曜日まではやってたそうだ。何かあったのか?

午後、2階前列上手端からだと、銀橋の玄宗と楊貴妃キスシーンがかなり真横に近い角度から見えるんですよ!(大喜)
ワタさんの横顔がばっちり。つーかすごく密着してるんだなぁ(^^;。

11時公演ではすずみん李補国チェックしました(実は初めてちゃんと見た)。
馬嵬事変のとき、本当に泣きそうな顔をしている。実は貴妃さまのことを好きだったのかしら……とか思ってしまった。
今週(週変わりかい)、陳玄礼が抑え気味なんで、余計そう思ったのかもしれないけど。

玄礼さん「情を捨て、義を正されますよう」が薄くなったのは寂しいなあ。ここ、前みたいに溜めまくって言ってくれた方が芝居としても盛り上がると思うんだけど。後半またヒートアップしてくれるといいなぁ。

【楊国忠観察日記】
1週間たって、また変わっておりました。
特に宴席〜皇甫惟明のあたり。
宴席では結構あちこちに視線飛ばしてるんですが、解読しきれませーん。
真横向いているのは、陳玄礼先輩を見てるって事でいいのかなぁ。アイコンタクトしたいのかなぁ。つーかあの階段の向こうに視線は通るのかなぁ。
途中、舞う安禄山を見ての笑いの意味は「こんなスタンドプレイをしているが、どうせこいつは僻地に追い払う予定だ。せいぜい浮かれていればいい」とか考えてるってことでいいのかしら(うわーすごい悪人みたい)。

皇甫惟明を迎えて陛下ご臨席の場で、先週のような露骨な悪人笑いはなくなったようです。ちょっと安心。
含んだ笑い→伏せ目→含んだままやや真顔で顔を上げる、というのが午前午後とも見られまして、撃ち抜かれました。いやだってかっこいいんですってば(笑)。

関係ないけど宴席で梅妃がしきりと安禄山に視線を送っておりました。これはその後の「梅妃様、安禄山が」の伏線を張っているってことなのかしら。この男を利用して楊貴妃を排除しよう、とか思いついているとか。
(またしても書き込み不足を役者が埋めてるんだなあ……)

ショーのこと。

15時の回、花市場でワタさん花を一輪余計に落として、そのまま舞台に残ってしまったんですが、そのあとドルチェ・ヴィータが拾ってました。白い花をもてあそびながら歩き去るドルチェ・ヴィータ。
みっこさんの囁きは午前午後とも聞けました。
……た、確かに、うぎゃーって感じで震えます。

コーザノストラケロさん、午後公演は前髪センターパーツ(貸切だから?)。
踊ると揺れる前髪。

船。セレブSが少女と出会う場面。見つめあってセレブS男が少女の手首を捕まえるが、セレブS女に引っ張られて袖に消えていく。残された少女は彼が触れた自分の手首を握る、という場面になってました。より意味深。

青の洞窟。泣かされかける。

【水のインフェルノ深読んでみました】
かのちかちゃん扮する娘は「自分が罠であることを忘れてしまった罠」ではないかと。

実はムラの頃から、ディアボロが獲物と狙いをつけた第1の男・ワタさんの元恋人であり、第2の男・ケロさんの婚約者であるのがかのちかちゃん、と言うのが気になっていたんですよ。
ディアボロが狙うのは彼女絡みの男たちなのは何故?って。

彼女もまた、ディアボロの仕掛けた罠だったのではないかと。ドルチェ・ヴィータと同じように。
でも、ドルチェ・ヴィータと違って、彼女は自分が罠であることを忘れてしまった。
だから、愛する男=ケロ氏と離れまい、彼をディアボロの手に渡すまいとする。ディアボロは反逆した道具を排除し、水の精に引き渡す。
橋の上で、彼女は自分が何者であったのかを思い出し、愛した男に視線を向ける。
男が向かうは水のインフェルノ。
ごめんなさい。でも、これでいいのよ。
私のたどりつくところも同じ場所。
また、会えるから。

フィナーレ、サトリちゃんの指令により、しぃちかアイコンタクト補足しました。
最後ワタさん登場直前で一旦はけた人たちが並ぶとき、かのちかちゃんを笑顔で迎えるしぃちゃん。うわーいいなぁ。ほっこりするなぁ。

……だめだ、もうこれ以上憶えてない。
前夜寝てないんで(笑)さすがに午後公演は集中力が半分くらいになってました。

帰りののぞみ、斜め後方の二人連れがどう見てもヅカ帰りでした。お揃いの白いセーター。
みんな頑張れ。私も頑張る(無駄に・笑)。

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