自分の日記を開いて、画面左のドリーさんの更新状況(昨日の日記)に狼狽(笑)。
えええー、担当違いじゃないですか。どっどうしてー!? 

と言うか、ぶつくさ呟きながら砂場でお城をつくっていたら、いきなり友達がやってきてとなりで一緒に作り始めて焦ったような感じ?
Webで公開してるのに、名指しで書いているのにそれでうろたえるとは覚悟が甘かったわ(笑)。
(何というか、Web日記ってチキンレースだなあと。どこまで書いていいのか常にはかりかねている小心者)

でもレポートはうれしい。ありがとうございまーす(笑)。
もう私の目は曇っているかもしれないからな。新しい視点は貴重。

黒というより透明ですか。それはいいんだけど、虚勢に見えるか……うーん、惜しいなぁ(何が?)。
明日私も東宝で確かめてきます。(ええー行くんですか!?)

あ、補足。ちなみに黒=悪人とは思っていないのです。
楊国忠は黒判定だけど、悪人かと言われると微妙だなあ。
どうも私の楊国忠イメージは原作の影響をかなり受けているらしいです。(都落ちに際して孤立無援で黙々と政務を片付ける姿が非常にツボです)

もひとつ。『マクベス』に反応してしまいました。

星組でマクベス、は実は私の悲願なのですよ!(きっと実現しない)
マクベス夫妻はワタ檀で!
野望への階段を駆け上がる血塗られた夫婦愛の栄光と破滅ですよ!

と言う訳で、私の夢見る宝塚星組版『マクベス』。
ちなみに私のマクベスのイメージはオペラ版なので、原作戯曲とは若干キャラクターの捉え方が違うかもしれません。

マクベス=ワタさん。
野心も能力もあるが基本的に単純な武人。魔女との出会いが運命を狂わせる。が、それは彼自身が心の底で望んでいたものでもあり。
元々はマクベスは真っ当な男だったと思うのです。国王殺しもさんざん逡巡しているし、殺した後も怯えて夫人に叱咤されている。暗殺した相手の幽霊も見る。反動で政敵を根絶やしにしようとする。
でも、最期の最期、同士である妻にも死なれ全て失って、国を賭けた一騎打ちで彼は自分の運命を全て引き受ける。たとえ敗れたとしても。
この、野望の為に手を血に染めた悪党でありながら実は人間らしい(陰謀に手を染めるさまですら人間臭い)、そして最後には運命を受け入れる潔さをワタさんで見たいです。

マクベス夫人=檀ちゃん
強く美しいマクベス夫人。夫を叱咤激励し野望の階段をまっしぐら。しかし最期には精神のバランスを崩し病んで死に至る繊細さも。
国王暗殺を逡巡するマクベスに「あなたには勇気というものがないのですか」とか言い放ってほしい。幽霊を見て動揺するマクベスを叱咤しつつ、にこやかに宴席を仕切る女主人ぶりを発揮してほしい。
最後夢遊病で血染めの手を洗い続ける姿も鬼気迫る迫力が出せると思いますが。
何より、実はこの夫婦ラブラブだし!(爆)

マクダフ=とうこさん
マクベスの政敵の一人で国を追われるが最後にはマクベスに復讐を果たす人。
これも私的にナイスキャスト(笑)。マクベスに妻子を殺された慟哭が聞きたい。最後は甲冑姿で段平振りかざしてマクベスとの一騎打ち。復讐に燃えて斬りかかっていただきたい。(熱い男役二人の正面切った対決が見たいのよー)

バンクォー=ケロさん
私にとってバンクォーのイメージは大人、父親。途中でマクベスに暗殺されることによって、最後までマクベス(の精神)を脅かす存在。
落ち着いた大人の魅力とマクベスに対抗できる存在感で演っていただきたいです

マルコム=まとぶん?
先王の息子。マクベスが王位についた後外国に逃げ延びていたが、マクベスを排した後王位につく。
これは、どういう王子様と見るかによって違うかなあ。まとぶんだと、マクダフと国の奪還を誓い合うところが盛り上がりそうだなあと。役の比重によってはすずみんや礼音くんもありかと。(将来に禍根を残す演出なら、すずみんの方が面白いかも。マクベスを直接倒したマクダフが救国の英雄になってしまうので、王子は面白くないんじゃ?というのを匂わせて幕、というのもありだからな)

先王はにしきさんがいいです。
マクベス夫人の侍女にかのちかちゃん。マクダフの妻にうめちゃん。
三人の魔女は今だとサテュロスチームの三人に振りたくなりますが(笑)、柚美さんももかさんエレナさんあたりでどうでしょう(いや柚美さんは宮廷の貴婦人か何かの方がいいか。じゃあ代わりに仙堂さんを。きんさんは面白くなりすぎそうで除外)
組長さんには手堅くお医者さまあたりやってもらうかなあ……。

しまった!
しぃちゃんの役がないです。(私としたことが)
今度原作戯曲熟読しながら考えます。
と言うか原作ものって役が足りないんだよね。いっそDCか全ツ版。いやそれだとワタ檀とうこは揃わないし。
(まあ今後の布陣を考えるとバンクォーにしぃちゃん、マクベス夫人の侍女にはことことかみなみちゃんもありなのか。その場合バンクォーの位置づけは「同じように魔女に出会いながらも道を外れなかった=ありえたはずのもう一つの運命」の意味合いが出そうな)
……何を真面目に考えてるんでしょうね。

宝塚版で是非入れてほしい場面があって。
最後、マクベスはマクダフに敗れて死ぬ(有名な「女が産み落とした人間はお前を殺せない」と言う予言が、マクダフが帝王切開だったことによってひっくり返される場面)。
戯曲だと、二人斬り合いながら袖に入って、その後マクダフが勝った、と言って戻ってくる訳ですが。
マクベスには舞台の上で死んでいただく。
勝ち鬨を上げた人々は、マクベスの死体を残して舞台から去っていく。
無人の舞台、甲冑姿で横たわるマクベスのもとに、マクベス夫人の幻影が現れる。
夫人が手を取ると、マクベスは立ち上がる。
立ち上がる際に、甲冑は外れて二人はそろいの緩やかな衣装。(淡いグレーがよいかと)
そしてデュエットダンス。

いや、月並みですけどね。
現世で共にあがき、苦しんだ、でも力つきるまで全力で戦い抜いた二人の魂。
全ての束縛から解き放たれて、再会した二人。
ヅカだからこそ見られるマクベス夫妻。

いや、絶対実現しないと思うから、書いているわけだけど(笑)。

……えーと、何の話だったっけ?(爆)
と言うか毎日こんな妄想を垂れ流してるって人としてありなのか私。(それ以前に毎週東宝通いしてる方が……)
少し落ち着こう。

最後にもひとつ私信。
緑野さん、こんなの愛なんて上等なもんじゃないっすよ(その言い方何キャラ?)。
と言うか「しぃちゃんの年齢」で索引に1項目作っちゃう緑野さんには負けます(笑)。

***

後日補足分。

今回『マクベス』と言う物語に対する思い入れまで晒してしまいました(苦笑)。

妻に背中を押されてであれ、自ら決断して主君を暗殺したマクベスと、主君に与えられた権力を当然のものとして行使した楊国忠には、大きな違いがあると見てます。
それを踏まえて、マクベスをワタさんで見たい、楊国忠しぃちゃん全肯定、というところに、私がこの二人に抱くドリームの違いが透けて見えるようですな(苦笑)。

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