モノクロームの誘惑(笑)。(極私的しぃちゃん語り)
2004年11月10日 宝塚フィナーレの冒頭、白スーツケロさんの場面。
前楽くらいからすっかりサヨナラショーバージョンになっていた。
銀橋では、とうこさんもディアボロじゃなくて、見つめあったり寂しそうに微笑んだりしてたし。まとぶんとかもケロさんと見交わして笑ってたよね。
本来のエピローグとしても、サヨナラショーとして見せることもできる場面だった訳で。さすがオギー(と呟いたのは何度目?)。
「でも、しぃちゃんは真顔でしたよね」
「そうなんですよ! 今までどおりでにこりともしないんですー!」
「ケロは笑顔で視線送ってたのに」
「昨日まではあれが正解だったんでしょうけどねぇ」
「空気が読めないというか」
「真面目なんだろうなぁ……」
「いい人なんだろうなぁ……」
と言う会話を、緑野さんとしました。
そんなとこをチェックして気に掛けている我々って一体(笑)。
そう言や、大劇入口上の出演者写真を見て「しぃちゃんだけ歯見せて笑ってる」と言ったらツボに入ったのかやたらと笑わせてしまいました。緑野さんは汐美さんの写真を撮るためにそこにいたのに、手ぶれ促進して申し訳ない(^^;。
こんなにしぃちゃんにの事を人と語ったのは初めて。緑野さんをナンパ(違)したときは、まさか共通言語がしぃちゃんだとは思いませんでした(笑)。
ま、私が急速に星組ファンになったので、周りの数少ないヅカ友はついてきてくれないってことなんだけど。(友達が私のNo.2は礼音くんだと思っていたときには驚いた。いや礼音くんも好きだけど)
今日はしぃちゃんのお誕生日だそうです(昨日知った)。おめでとうございます。
と言う訳でしぃちゃんの話(迷惑な祝い方)。
私がしぃちゃんを初めてちゃんと認識したのは『1914/愛』。
『王家』の頃私はセンターしか見てなかったから。エジプト将軍3人並び(ワタしぃれおん)は目に美しかったけど、それが誰、とは認識していなかったんだな。
『1914』では、冒頭のロシア大公を追い出すシーンが気になって。シャガールとスーチンは支援してもらいたかったのにいいのか? と疑問を解明するためにオペラでこの二人、特にシャガールを追ってました。シャガールの方がスーチンよりわかりやすそうなキャラだったからと思われ。
(ってことは、きっかけをくれたのは谷センセってこと?)
そのうち、しぃちゃんを注目するのが癖、と言うか習慣になってしまったこの公演。
東宝楽の頃には、「ベラを待たせているから!」の笑顔に、ベラになりたーいと思うほどときめいてたりして(馬鹿者)。
もひとつ、舞台外でも衝撃(笑)がありまして。
確か、期間中盤くらいの東宝の出待ちだったと思う。いつものとおり無節操にきょろきょろしていた私。と、
うっわー、すすすごい美人っ!!
すごく感じのいい美人さんが笑顔で今目の前をっ!!
目をまん丸にして見送った、それが立樹さんでした。
ふつーにめちゃくちゃきれいなおねーさんで、えらく驚いた。
シェイプしたシルエットのパンツスーツが良く似合っていてかっこよくて、なんかほんと、普通にモデルさんとか、超ハイレベルなOLさんとか、そーゆー感じで。
それから楽近くの出待ち。ガードの皆様の後ろで眺めてたら、お手紙を受け取るときにファンの方一人一人に向ける笑顔が、舞台のまんまだった……(目眩)。
そんなこんなで、しぃちゃんは私にとってすっかり星組観劇の大きな目的のひとつになってしまった訳ですが。
ひとつ不思議なことがあって。
私にとってしぃちゃんは「女の人に見える率が高い」ジェンヌさんだ。
入り出の姿がおねーさんなだけでなくて、舞台写真とか見ても結構そう思う。(あ、でも『1914』の女装は一番「男役の女装」だった・笑)
入り出も、例えばかしげさんはとても美しい人だけど、それでもおねーさんというより「男役」の方が勝っているような気がする。私は、ですが。
ここからは、私の勝手な解釈なんですが。
立樹さんは、持って生まれた天然素材がそのまま出てるひと、なんじゃないかな。
(決して努力していないと言うことでなくて、作り込んでいないというニュアンスで)
入り出がふつーにきれーなおねーさんなのも、そういうことで。
舞台のままの笑顔で感動したけど、それって裏を返せば、舞台の笑顔が普段のまま、ってことかもしれない。
でも、天然素材でここまで魅力的って、すごいことだと思う。
不思議なのは、それなのに「私が」しいちゃんが好きということで。
だって、私のNo.1はワタさんなんだもの。
どう見ても男にしか見えない男役(笑)。
その超一流のイリュージョンに惚れてる訳で。だから素で喋る姿は敬して遠ざけたりしてる訳で(笑)。
男役さんに「女の子」が見えるとちょっと退く、と言うか困惑するんですわ。いつもはね。(スカステは入ってないけどCafe Breakで時々困惑している(^^;)
でも、しぃちゃんに対しては退かないって言うか、好き。つーか大好き(笑)。
我ながら不思議。
なので今はこの不思議を楽しんでおります。いつか謎が解けるかもしれないし、解けなくても全然問題ないし。
ワタさんとしいちゃんは、心の中の全然違う部分で、それぞれ好き、ってことくらいかな。今言えるのは。
と、最近まで結論付けてたんですが。(続くんですこの話(^^;)
グラフと歌劇に続いて載ったしぃちゃんのポートを見て。
グラフの方は、ステキだけどまあ「きれーなおねーさん」カテゴリーなんですが、歌劇が……ちょっと違う……ような。
しぃちゃん、っていうか、しぃちゃん!? って感じで、こんな貌を見せられたら結論が一瞬揺らぎました。
一瞬だけどね(笑)。
千秋楽。
コーザノストラのしぃちゃんは、博多から比べるとすっかりいい人風味が抜け悪い男に見えるようになって、私は感涙にむせんでました(大げさ)。
上手端にケロさんとしぃちゃんが出てきて、しぃちゃんがセンターに向かう場面。
ここでケロさんはしぃちゃんの肩に手を置き(後半は腕をつかむバージョンが多かった)、止めようとしているようにも「お前が行け」と言っているようにも見えたりしていたんですが。
千秋楽はいつもと違い、ケロさんはしぃちゃんに笑いかけ、しぃちゃんも笑顔(いつもの全開の笑顔ではない、男前な笑い)で応えて。
役の兄貴分弟分(なんだよね?)であると同時に、去る先輩と残る後輩、本人たちの空気も垣間見えて。
私の目には、見えないバトンが見えました。(夢見がちな目を持ってるからー)
しみじみと、いいものを見せていただきました。
この公演、芝居でもショーでもしぃちゃんはケロさんと組む場面が多くて、実は私はとてもうれしかった。
二人とも全然違う持ち味の男役だし、簡単に学べるとか言うものじゃないと思うけれど。
でも、ともに舞台の上にいることでケロさんのいいところ、魅力的なところから学んでくれたら、とてもうれしい。
いい男になってね。
揺らがせてくれるのは全然大歓迎だから(笑)。
(この半笑いっぷりは本気で期待してないみたいですよ、と他人事のように言って、おしまい)
(あ、私は上記コーザノストラのとこ掛算判定してません。ピュアファンみたいなこといってごめんなさいでもそう見えたんだもん)
前楽くらいからすっかりサヨナラショーバージョンになっていた。
銀橋では、とうこさんもディアボロじゃなくて、見つめあったり寂しそうに微笑んだりしてたし。まとぶんとかもケロさんと見交わして笑ってたよね。
本来のエピローグとしても、サヨナラショーとして見せることもできる場面だった訳で。さすがオギー(と呟いたのは何度目?)。
「でも、しぃちゃんは真顔でしたよね」
「そうなんですよ! 今までどおりでにこりともしないんですー!」
「ケロは笑顔で視線送ってたのに」
「昨日まではあれが正解だったんでしょうけどねぇ」
「空気が読めないというか」
「真面目なんだろうなぁ……」
「いい人なんだろうなぁ……」
と言う会話を、緑野さんとしました。
そんなとこをチェックして気に掛けている我々って一体(笑)。
そう言や、大劇入口上の出演者写真を見て「しぃちゃんだけ歯見せて笑ってる」と言ったらツボに入ったのかやたらと笑わせてしまいました。緑野さんは汐美さんの写真を撮るためにそこにいたのに、手ぶれ促進して申し訳ない(^^;。
こんなにしぃちゃんにの事を人と語ったのは初めて。緑野さんをナンパ(違)したときは、まさか共通言語がしぃちゃんだとは思いませんでした(笑)。
ま、私が急速に星組ファンになったので、周りの数少ないヅカ友はついてきてくれないってことなんだけど。(友達が私のNo.2は礼音くんだと思っていたときには驚いた。いや礼音くんも好きだけど)
今日はしぃちゃんのお誕生日だそうです(昨日知った)。おめでとうございます。
と言う訳でしぃちゃんの話(迷惑な祝い方)。
私がしぃちゃんを初めてちゃんと認識したのは『1914/愛』。
『王家』の頃私はセンターしか見てなかったから。エジプト将軍3人並び(ワタしぃれおん)は目に美しかったけど、それが誰、とは認識していなかったんだな。
『1914』では、冒頭のロシア大公を追い出すシーンが気になって。シャガールとスーチンは支援してもらいたかったのにいいのか? と疑問を解明するためにオペラでこの二人、特にシャガールを追ってました。シャガールの方がスーチンよりわかりやすそうなキャラだったからと思われ。
(ってことは、きっかけをくれたのは谷センセってこと?)
そのうち、しぃちゃんを注目するのが癖、と言うか習慣になってしまったこの公演。
東宝楽の頃には、「ベラを待たせているから!」の笑顔に、ベラになりたーいと思うほどときめいてたりして(馬鹿者)。
もひとつ、舞台外でも衝撃(笑)がありまして。
確か、期間中盤くらいの東宝の出待ちだったと思う。いつものとおり無節操にきょろきょろしていた私。と、
うっわー、すすすごい美人っ!!
すごく感じのいい美人さんが笑顔で今目の前をっ!!
目をまん丸にして見送った、それが立樹さんでした。
ふつーにめちゃくちゃきれいなおねーさんで、えらく驚いた。
シェイプしたシルエットのパンツスーツが良く似合っていてかっこよくて、なんかほんと、普通にモデルさんとか、超ハイレベルなOLさんとか、そーゆー感じで。
それから楽近くの出待ち。ガードの皆様の後ろで眺めてたら、お手紙を受け取るときにファンの方一人一人に向ける笑顔が、舞台のまんまだった……(目眩)。
そんなこんなで、しぃちゃんは私にとってすっかり星組観劇の大きな目的のひとつになってしまった訳ですが。
ひとつ不思議なことがあって。
私にとってしぃちゃんは「女の人に見える率が高い」ジェンヌさんだ。
入り出の姿がおねーさんなだけでなくて、舞台写真とか見ても結構そう思う。(あ、でも『1914』の女装は一番「男役の女装」だった・笑)
入り出も、例えばかしげさんはとても美しい人だけど、それでもおねーさんというより「男役」の方が勝っているような気がする。私は、ですが。
ここからは、私の勝手な解釈なんですが。
立樹さんは、持って生まれた天然素材がそのまま出てるひと、なんじゃないかな。
(決して努力していないと言うことでなくて、作り込んでいないというニュアンスで)
入り出がふつーにきれーなおねーさんなのも、そういうことで。
舞台のままの笑顔で感動したけど、それって裏を返せば、舞台の笑顔が普段のまま、ってことかもしれない。
でも、天然素材でここまで魅力的って、すごいことだと思う。
不思議なのは、それなのに「私が」しいちゃんが好きということで。
だって、私のNo.1はワタさんなんだもの。
どう見ても男にしか見えない男役(笑)。
その超一流のイリュージョンに惚れてる訳で。だから素で喋る姿は敬して遠ざけたりしてる訳で(笑)。
男役さんに「女の子」が見えるとちょっと退く、と言うか困惑するんですわ。いつもはね。(スカステは入ってないけどCafe Breakで時々困惑している(^^;)
でも、しぃちゃんに対しては退かないって言うか、好き。つーか大好き(笑)。
我ながら不思議。
なので今はこの不思議を楽しんでおります。いつか謎が解けるかもしれないし、解けなくても全然問題ないし。
ワタさんとしいちゃんは、心の中の全然違う部分で、それぞれ好き、ってことくらいかな。今言えるのは。
と、最近まで結論付けてたんですが。(続くんですこの話(^^;)
グラフと歌劇に続いて載ったしぃちゃんのポートを見て。
グラフの方は、ステキだけどまあ「きれーなおねーさん」カテゴリーなんですが、歌劇が……ちょっと違う……ような。
しぃちゃん、っていうか、しぃちゃん!? って感じで、こんな貌を見せられたら結論が一瞬揺らぎました。
一瞬だけどね(笑)。
千秋楽。
コーザノストラのしぃちゃんは、博多から比べるとすっかりいい人風味が抜け悪い男に見えるようになって、私は感涙にむせんでました(大げさ)。
上手端にケロさんとしぃちゃんが出てきて、しぃちゃんがセンターに向かう場面。
ここでケロさんはしぃちゃんの肩に手を置き(後半は腕をつかむバージョンが多かった)、止めようとしているようにも「お前が行け」と言っているようにも見えたりしていたんですが。
千秋楽はいつもと違い、ケロさんはしぃちゃんに笑いかけ、しぃちゃんも笑顔(いつもの全開の笑顔ではない、男前な笑い)で応えて。
役の兄貴分弟分(なんだよね?)であると同時に、去る先輩と残る後輩、本人たちの空気も垣間見えて。
私の目には、見えないバトンが見えました。(夢見がちな目を持ってるからー)
しみじみと、いいものを見せていただきました。
この公演、芝居でもショーでもしぃちゃんはケロさんと組む場面が多くて、実は私はとてもうれしかった。
二人とも全然違う持ち味の男役だし、簡単に学べるとか言うものじゃないと思うけれど。
でも、ともに舞台の上にいることでケロさんのいいところ、魅力的なところから学んでくれたら、とてもうれしい。
いい男になってね。
揺らがせてくれるのは全然大歓迎だから(笑)。
(この半笑いっぷりは本気で期待してないみたいですよ、と他人事のように言って、おしまい)
(あ、私は上記コーザノストラのとこ掛算判定してません。ピュアファンみたいなこといってごめんなさいでもそう見えたんだもん)
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