男前、といふこと。(宝塚舞踊会)
2004年10月29日 宝塚宝塚舞踊会行って参りました。
ワタさんと星組組子が出ていなかったら、絶対行っていない。
と言うか、どんなイベントだか全然知らないんで、非常に不安でした。
本当に踊りの発表会みたいなもんかな。きっとがーがー寝るぞ自分(^^;。
ところが、これが面白かったのですよ。
全体は3部構成。1部と3部は専科さんや上級生。間の2部は下級生中心で、専科さんや上級生もコミカルな演目。
きちんと日本もの化粧だし、衣裳は華やかだしセット(書割)もあるし邦楽生演奏だし、ちょっとした和ものショーでした。
2階席だったんですが、B席に音楽学校の本科生、予科生の皆様がずらっと並んでました。きれいなお嬢さんたちを見られて眼福でしたわ。
私の一番のお目当て、わたるくんの出番は第3部の最初。って、第3部は演目2つとフィナーレだけだから、トリの前、しかも一人で。さすがはトップさんだー、とどきどきで待つ。幕が開いたときの拍手も多かった気が。きっと私みたいなのが大勢いるんだわ(笑)。
『常盤津 夕月』とタイトルだけ見ても何のことやらですが、幕が開いてまず海と舟だったのが妙にウケた。今年はほんと、海づいてるんだ。
青天、白っぽい着物の着流し、顎も青く描いてる。昔何度か歌舞伎観に行ったときの日舞を思い出した。
腕には刺青ー!? かかかっこいい、もっと見せてください(馬鹿)。
ねじり鉢巻もよいんですが2階席からでは顔が見えづらくなってしまったので、すぐはずしてくれてよかった。
途中掛け声もあり。これがまた男前でねー。声まで聞けると思わなかった。
で。
これを避けて書く訳にはいかんのだろうな(苦笑)。
着流しの裾が割れると、赤い布が見えるんですが、あれってやっぱり褌、なんだよね。
上半身も深くはだけていて男らしく腹の位置にサラシが巻いてあって気になったんですが(これは下に肌色のシャツを着ていたことを後に確認)。
若干複雑な気分で見てたんですが。
着物、後ろで絡げちゃいますか?
えーと。
これって、普通の女の子だったら、超ミニスカートな丈だよな。
介添えしてるの、男の人だよな。
プログラムには「宝塚にとっても由緒のあるもので歴代の方々が踊られて云々」と書いてありますが、衣裳も同じようなもんだったんだろうか。春日野先生もこのようないでたちで踊られたと?
脚、上の方まできちんと白塗りです。筋肉質ではありますが、でも、細いよ。
えーとえーと。
えーとえーとえーと。
……
処理できない情報は放置することにしました(半笑い)。
基本的には全体の流麗な動きを鑑賞し(初めて認識したルキーニで、背中と腕の動きの色気に魅せられたことを思い出した)、ここぞと言う場面ではオペラ使って決め目線をアップでいただき、非常に楽しく拝見いたしました。
幕が閉まった後、隣の席の知らないお嬢さん二人が「あれは男だよね!」「男だよ!」と興奮して盛り上がっているのを再び半笑いで聞いていましたとさ。
ええ、あのひとは本当に男前ですとも。
既にイリュージョンの域だよな(文章おかしいです)。
と言う訳で、緑野さん「み」さん、私からはこのネタに触れてませんよ?(笑)
(勿論書かれるとは思ってましたが)
緑野さんとお会いして最初に言ったのは「素顔化粧で二人で踊られたら泣けますよね」でしたよ?
まあどうでも良いといえば良いことですが(終始半笑い)。
「このために来た!」と言う人が多いであろう今回の目玉、汐美・大空共演。
私はファン歴が浅くこの件について語る言葉は持たないのですが、それでもフィナーレの素顔化粧袴姿には泣かされました。あれは反則の域。泣く。
汐美さんが笑顔でさぁ……。
フィナーレは「清く正しく美しく」の曲にのせて。、第3部に出た人はそのままの格好でした。わたるくんの袴姿、見たかったな。
専科の皆様の本格的(おそらく)な日舞の評価は私には出来ませんが、美しいと思いました。
特に、手が。日本舞踊の手の使い方というのはひらひらとしなやかにやわらかく端正で美しいものだなあと。こういうのを「はんなり」と表現するのかなあ。
1部と3部は真面目な日本舞踊でしたが、3部の方がより派手なんかな。
最後の『長唄 菊』は松本悠里さんを中心に華やかでした。松本先生、少女に見えます。伝統芸能の世界ではあることだけれど、宝塚でそれってすごいと思う。
あとここはおじさま二人(萬さん箙さん)に見蕩れておりました。すげーかっこいい。
面白いのは2部だな。ここは何と言っても下級生!
2,3人で舞台に立っちゃうんだよ。せり下がりもしちゃうんだよ。
すごいすごい。贔屓の下級生が出てたら観るべきでしょう。
……と言っても下級生の和もの化粧顔はなかなか判別がつかないんですが(プログラムと全然違う)
私はどうしても星組の子を力入れて見ちゃうんですけど。
先入観や贔屓目かもしれないけど、他の組の子たちより芝居っけがあると言うか表情も頑張ってると言うか、「発表会でなく日本ものショー」という心構えが感じられるのは、気のせいでしょうか?(まあ比較的学年も上なのかな)
個人的には天霧真世くんと湖咲ひよりちゃんのカップルが、妙に姉さん女房風に見えて可笑しかったです。ひよりちゃんしっとりして大人っぽかったなあ。
鶴美舞夕くんと音海ゆうまくんがどっちがどっちかわかりませんでした。『長安』新公でも思ったけど、舞夕くんは素顔写真と舞台化粧のイメージがかなり違う。
あと2部では柚美さんの男役(チョビヒゲつき)と鈴鹿照さんの雷様(着ぐるみ……)は書いておかなきゃな。
取り止めがなくなってきました。
下級生、中堅、ベテラン(組長さんクラス)、トップ、専科とそれぞれの持ち味で、そういう意味でも面白い公演でした。(既に公演扱い)
***
余談(私信)。
いや、だから下手だとはこれっぽっちも。
何だか好きな人の似顔絵を上手に描けないような気分でヘコむ(笑)。
ワタさんと星組組子が出ていなかったら、絶対行っていない。
と言うか、どんなイベントだか全然知らないんで、非常に不安でした。
本当に踊りの発表会みたいなもんかな。きっとがーがー寝るぞ自分(^^;。
ところが、これが面白かったのですよ。
全体は3部構成。1部と3部は専科さんや上級生。間の2部は下級生中心で、専科さんや上級生もコミカルな演目。
きちんと日本もの化粧だし、衣裳は華やかだしセット(書割)もあるし邦楽生演奏だし、ちょっとした和ものショーでした。
2階席だったんですが、B席に音楽学校の本科生、予科生の皆様がずらっと並んでました。きれいなお嬢さんたちを見られて眼福でしたわ。
私の一番のお目当て、わたるくんの出番は第3部の最初。って、第3部は演目2つとフィナーレだけだから、トリの前、しかも一人で。さすがはトップさんだー、とどきどきで待つ。幕が開いたときの拍手も多かった気が。きっと私みたいなのが大勢いるんだわ(笑)。
『常盤津 夕月』とタイトルだけ見ても何のことやらですが、幕が開いてまず海と舟だったのが妙にウケた。今年はほんと、海づいてるんだ。
青天、白っぽい着物の着流し、顎も青く描いてる。昔何度か歌舞伎観に行ったときの日舞を思い出した。
腕には刺青ー!? かかかっこいい、もっと見せてください(馬鹿)。
ねじり鉢巻もよいんですが2階席からでは顔が見えづらくなってしまったので、すぐはずしてくれてよかった。
途中掛け声もあり。これがまた男前でねー。声まで聞けると思わなかった。
で。
これを避けて書く訳にはいかんのだろうな(苦笑)。
着流しの裾が割れると、赤い布が見えるんですが、あれってやっぱり褌、なんだよね。
上半身も深くはだけていて男らしく腹の位置にサラシが巻いてあって気になったんですが(これは下に肌色のシャツを着ていたことを後に確認)。
若干複雑な気分で見てたんですが。
着物、後ろで絡げちゃいますか?
えーと。
これって、普通の女の子だったら、超ミニスカートな丈だよな。
介添えしてるの、男の人だよな。
プログラムには「宝塚にとっても由緒のあるもので歴代の方々が踊られて云々」と書いてありますが、衣裳も同じようなもんだったんだろうか。春日野先生もこのようないでたちで踊られたと?
脚、上の方まできちんと白塗りです。筋肉質ではありますが、でも、細いよ。
えーとえーと。
えーとえーとえーと。
……
処理できない情報は放置することにしました(半笑い)。
基本的には全体の流麗な動きを鑑賞し(初めて認識したルキーニで、背中と腕の動きの色気に魅せられたことを思い出した)、ここぞと言う場面ではオペラ使って決め目線をアップでいただき、非常に楽しく拝見いたしました。
幕が閉まった後、隣の席の知らないお嬢さん二人が「あれは男だよね!」「男だよ!」と興奮して盛り上がっているのを再び半笑いで聞いていましたとさ。
ええ、あのひとは本当に男前ですとも。
既にイリュージョンの域だよな(文章おかしいです)。
と言う訳で、緑野さん「み」さん、私からはこのネタに触れてませんよ?(笑)
(勿論書かれるとは思ってましたが)
緑野さんとお会いして最初に言ったのは「素顔化粧で二人で踊られたら泣けますよね」でしたよ?
まあどうでも良いといえば良いことですが(終始半笑い)。
「このために来た!」と言う人が多いであろう今回の目玉、汐美・大空共演。
私はファン歴が浅くこの件について語る言葉は持たないのですが、それでもフィナーレの素顔化粧袴姿には泣かされました。あれは反則の域。泣く。
汐美さんが笑顔でさぁ……。
フィナーレは「清く正しく美しく」の曲にのせて。、第3部に出た人はそのままの格好でした。わたるくんの袴姿、見たかったな。
専科の皆様の本格的(おそらく)な日舞の評価は私には出来ませんが、美しいと思いました。
特に、手が。日本舞踊の手の使い方というのはひらひらとしなやかにやわらかく端正で美しいものだなあと。こういうのを「はんなり」と表現するのかなあ。
1部と3部は真面目な日本舞踊でしたが、3部の方がより派手なんかな。
最後の『長唄 菊』は松本悠里さんを中心に華やかでした。松本先生、少女に見えます。伝統芸能の世界ではあることだけれど、宝塚でそれってすごいと思う。
あとここはおじさま二人(萬さん箙さん)に見蕩れておりました。すげーかっこいい。
面白いのは2部だな。ここは何と言っても下級生!
2,3人で舞台に立っちゃうんだよ。せり下がりもしちゃうんだよ。
すごいすごい。贔屓の下級生が出てたら観るべきでしょう。
……と言っても下級生の和もの化粧顔はなかなか判別がつかないんですが(プログラムと全然違う)
私はどうしても星組の子を力入れて見ちゃうんですけど。
先入観や贔屓目かもしれないけど、他の組の子たちより芝居っけがあると言うか表情も頑張ってると言うか、「発表会でなく日本ものショー」という心構えが感じられるのは、気のせいでしょうか?(まあ比較的学年も上なのかな)
個人的には天霧真世くんと湖咲ひよりちゃんのカップルが、妙に姉さん女房風に見えて可笑しかったです。ひよりちゃんしっとりして大人っぽかったなあ。
鶴美舞夕くんと音海ゆうまくんがどっちがどっちかわかりませんでした。『長安』新公でも思ったけど、舞夕くんは素顔写真と舞台化粧のイメージがかなり違う。
あと2部では柚美さんの男役(チョビヒゲつき)と鈴鹿照さんの雷様(着ぐるみ……)は書いておかなきゃな。
取り止めがなくなってきました。
下級生、中堅、ベテラン(組長さんクラス)、トップ、専科とそれぞれの持ち味で、そういう意味でも面白い公演でした。(既に公演扱い)
***
余談(私信)。
いや、だから下手だとはこれっぽっちも。
何だか好きな人の似顔絵を上手に描けないような気分でヘコむ(笑)。
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